ボラカイ旅行ガイド
ボラカイ島/Boracayの人気の秘密
ボラカイ島はフィリピン中部、シブヤン海に浮かぶ島で、日本人が思い描く「南の島」「秘島」 のイメージをそのまま体現したかのような島です。
1990年以前は、幾つかの集落(バランガイ)が住むだけの島だったと言われています。
1990年代に入ると、少数のバックパッカー達の間で、「世界最高のビーチの一つ」を持つ島として 口コミで人気が広まり、旅行者はランプと飲み水を持参して旅行したそうです。
1990年代半ばごろになると、世界中のバックパッカーの間で、聖地的存在として急速に人気が高まり、 やがて、電気と水道がパナイ本島からつながり、アッという間に、 ダイビングスポットと数多くのバー、レストラン、タトゥーやヘナ・タトゥーを入れるパーラーなどの 商業施設、銀行、消防署、病院、警察など公共機関も整備されるようになりました。
ボラカイ島/BoracayのYoutube動画ファイル - 1
今日では、フィリピン人の間でも、「フィリピン国内で旅行したい所、NO.1」的人気を誇っています。 ほんの10年ほと前は、フィリピン人と話をしても、「ボラカイ? それどこにあるの?」という答えが 返ってきたものです (^_^;
人気の秘密は、抜けるような青空のもとキラキラとエメラルドグリーンに輝く海と 数キロは続くホワイトサンド! まさに「南の楽園」のイメージそのままの島です。
人気が出るにつれ、マイナス面も出ています。特に水の過剰使用、そして、汚水、廃棄物による環境問題 です。近年は、フィリピン政府もこうした問題に取り組み始めています。
とは言うものの、ボラカイには昔ながらの素朴な島民たちの生活、佇まいも残されています。
高層ビルディングや巨大なショッピングモールが立ち並ぶような光景は今だに見られません。 あくまで、ゆったりとした街のリズムの中、地元住民たちの素朴な息遣いが聞こえてくるような リゾート地です。
ボラカイ島/BoracayのYoutube動画ファイル - 2
ボラカイ島詳細地図
ボラカイ島へのアクセス
ボラカイ島には、空港はありません。 そこで、ボラカイ島に行くには、フィリピンの国内線飛行機を利用して 空路でボラカイ島に隣接するパナイ島の空港に着く方法と、 フェリーでパナイ島の北端にあるカティクラン港に行く方法があります。
いずれにしろ、どの交通機関を使うにしても、パナイ島の北端にあるカティクラン港 まで辿りつく必要があります。
カティクラン港からボラカイ島のビーチまでは、バンカ (Banca)と 呼ばれるエンジン付きアウトリガーカヌー/で所要15分で着きます。
国内線飛行機でのアクセス
フィリピンの国内線飛行機を利用して、まず空路でパナイ島に辿りつく場合、 カティクラン空港と、カリボ国際空港と2つの選択肢があります。
- カティクラン空港を利用する
- カティクラン空港へは、セブパシフィック航空、エアフィリピン、 シーエアー航空が、マニラやセブ、クラークなどから運行しています。 マニラからは1日約30便ほどの便が出ています。 とは言うものの、カティクラン空港の滑走路は、810mしかないため、 全て小型機による飛行です。天候に左右されやすく、フライトが突然、中止となったり、 発着スケジュールはよく変更されます。 なお、カティクラン空港からカティクラン港までは、バスやトライシクルで5分の距離です
- カリボ国際空港を利用する
- カリボ国際空港へは、フィリピン航空、セブパシフィック航空、エアフィリピン、ゼストエアウェイズが、 マニラから就航しています。マニラからの便数は1日約16便。また、韓国の仁川国際空港 からゼストエアウェイズが、週4便、運行しています。 なお、カリボ国際空港からカティクラン港までは、バスかタクシーで1時間30分~2時間ほどかかります。
フェリーでのアクセス
ミンドロ島南東部にあるロハスからカティクラン港に行きのフェリーが 出ています。また、複数のバス会社が、 マニラ -(バス)-バタンガス -(フェリー)- ミンドロ島カラパン -(バス)- ミンドロ島ロハス -(フェリー) - パナイ島カティクラン港、というルートを辿るバスを運行しています。
ボラカイ島関連サイトのリンク集
- ボラカイ島旅行ガイド
- ボラカイ島旅行全般に関する情報など。