フィリピンの祭日・休日事情

フィリピンの祝祭日、記念日は、キリスト教徒が約93%も占める国だけあって、キリスト教関係のものが多いことが一つの特徴です。とはいえ、もちろんキリスト教関係の記念日のすべてが休日というわけではありません。

また、長年、植民地支配に苦しんだ過去からフィリピン独立に多大な貢献をした英雄にちなんだ休日、記念日も目につきます。

国の祝日には、通常の祝日(Regular Holidays)と、さらに特別な祝日(Nationwide Special Holidays)の2種類があります。

特別な祝日とは、具体的にはニノイ・アキノ・デー / Ninoy Aquino Day、万聖節 / All Saint's Day、大晦日 / New Year's Eveです。

さて、フィリピンを訪れる旅行者にとっては、公共機関や、お店やレストランの休みがどうなっているのか、気をとめておきたいところです。

ところが、キリスト教関係の祝祭日は移動祝祭日が多いことに加えて(実際、ほとんどの祝日が移動祝祭日です)、歴史的な記念日の祝日も、日にちをズラして連休を作り出すことがあります。

休日を確認するには、毎年、フィリピン政府が発行している祝日カレンダーを入手して確認することが確かな方法です。しかし、年度中でも政府命令で祝日をズラすこともあります。このあたりは、ちょっと日本では想像がつきません (T_T)

また、国が定めた祝日以外にも、セブならセブでの休日といった具合に地方ごとの祝日もあります。

以下、フィリピン全土での祝日/休日をまとめてみました。2011年11月24日の大統領政令に準拠しています。
※赤字が大統領布告による法定休日です。
※これ以外にも、地方ごとに定められている祝日/休日があります。

フィリピンの休日/祝日/祭日 2012年版

2012年1月1日(日曜日)元旦 / Hew year day / Araw ng Bagong Taon
ショッピング・モールやお店は、通常、お昼ごろから営業を開始しているようです。
2012年1月23日(月曜日)旧正月 / Chinese New Year / Araw ng Bagong Taon ng mga Tsino
フィリピンでは、旧暦のお正月、いわゆる春節は祝日ではありませんが・・・と思ったら、「non-working holidays」となっていました! マニラのキアポ周辺チャイナタウンなど華人が多い所では、旧正月を祝う光景を目にすることができます。また近くのリサール公園ではドラゴンダンスもあるようです。
2012年2月22日(水曜日)灰の水曜日 / Ash Wednesday
カトリックの典礼暦年四旬節の初日(復活祭の46日前)に当たる日で、教会では特別のミサが行われます。前年の復活祭の1週間前に使われた棗椰子(なつめやし)や棕櫚(しゅろ)の枝を燃やした灰を額に十字架の形に塗るという塗布式を見ることができます。自らが灰・ちりのような価値のない者である事を思いおこし、主の御前に深くへりくだるという意味があるそうです。
2012年2月25日(土曜日)ピープル・パワー記念日(エドサ革命記念日)/ 1986 EDSA People Power Revolution anniversary / Araw ng People Power (Lakas ng Bayan)
1986年2月25日、ピープルズ・パワーによってフェルディナンド・マルコスの退陣・亡命、コラソン・アキノの大統領就任へと至る「エドゥサ革命」の記念日です。特別に休日扱いとなり、学校はお休みです。
2012年4月1日(日)枝の主日 / Palm Sunday
復活祭の一週間前の日曜日は、カトリックで「枝の主日 / Palm Sunday」と呼ばれる日で、聖週間の始まりを告げる行事が行われます。イエスのエルサレム入城の際、住民がシュロの葉を振って迎え入れたという故事にちなんでいます。なお、この日から始まる一週間(4月1日~4月7日(土))は聖週間 / Holy Week)と呼ばれ、フィリピンでも様々な宗教的行事が行われる特別な期間です。
2012年4月5日(木曜日)聖木曜日 / Maundy Thursday / Huwebes Santo
復活祭前の木曜日にあたる日です。復活祭前の一週間は、特別な期間ですが、中でも聖木曜日からの三日間は特に尊重され、特別な典礼や礼拝が行われます。キリストの受難を描いた長編叙事詩「パッション」を詠唱するカトリック教徒の行事「パバーサ」も各地で行われます。日曜日まで連休状態となります。通常は、お店やショッピング・モールもお休みとなるため、この期間に旅行する方は注意が必要です。また、2012年は4月9日(月曜日)も国が定めた祝日「勇者の日」となるため、事実上5連休となります。
2012年4月6日(金曜日)聖金曜日 / Good Friday / Biyernes Santo
復活祭の前の金曜日にあたり、「受難日」「受苦日」とも呼ばれます。イエス・キリストの受難と死を記念する日で、福音書の記述をもとにイエスの受難を思い起こす特別な典礼や祈りが行われます。カトリック教会では聖金曜日に断食を行う習慣があるそうですが……。
2012年4月7日(土曜日)聖土曜日 / Holy Saturdayy / Linggo ng Pagkabuhay
復活祭 / Easter Sundayの前日は、キリスト教世界では、Black Saturdayとも呼ばれる日です。カトリック教会では、ふだんかけられている祭壇布などが取り払われ、イエスが眠りについていることをあらわす習慣があります。
2012年4月8日(日曜日)復活祭 / Easter Sunday / Linggo ng Pagkabuhay
復活祭は、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目によみがえったことを記念する日で、キリスト教の典礼暦における最重要祝日です。英語では「イースター / Easter」と言われています。復活祭は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝うため、年によって日付が変わる移動祝日です。フィリピンでは、人が十字架に張り付けになった光景を目にすることができます。
2012年4月9日(月曜日)勇者の日 / Bataan and Corregidor Day / Day of Valour / Araw ng Kagitingan
第二対戦中戦の1942年4月9日、日本軍による捕虜の移送時、多数の死者を出した「バターン死の行進」による犠牲者を悼む日です。以前は、「BATAAN DAY」と呼ばれていました。
2011年5月1日(火曜日)メーデー(勤労感謝の日) / Labor Day / Araw ng Manggagawa
毎年5月1日には、世界各地で春の訪れを祝う日、あるいは、労働者による祭典が開かれますが、フィリピンでも国の祝日となります。
2012年6月12日(火曜日) 独立記念日 / Independence Day / Araw ng Kalayaan
1898年6月12日、カビテ州カウィットにあるアギナルドの生家で、アギナルドがフィリピンの独立を宣言したことに因んだフィリピン独立記念日です。 ちなみに、1963年までは7月4日をフィリピンの独立記念日としていました。
2012年8月下旬 イスラム断食明け祭 / Eid Ul Fitr / Eidul Fitr / Wakas ng Ramadan
イスラム世界ではイード・アル=フィトル / Eid Al-Fitrと呼ばれる、断食明け祭は、イスラム教における最大のお祭りです。ヒジュラ暦第10月1日・2日に断食(ラマダン)を終えたことを盛大に祝う日です。ヒジュラ暦のため、年によって日付が異なります。※2011年11月24日の大統領政令によると、日付は後ほど正式にアナウンスする」とあります。
2012年8月21日(火曜日)ニノイ・アキノ・デー / Ninoy Aquino Day / Araw ng Kabayanihan ni Ninoy Aquino
1983年8月21日、ニノイ・アキノ氏(Benigno S. "Ninoy" Aquino, Jr.)が、3年に及んだアメリカ亡命生活からフィリピンに帰国しようとした際、マニラ空港で射殺されたことを悼む日です。
2012年8月27日(月曜日)英雄の日 / National Heroe's Day / Araw ng mga Bayani
フィリピン独立に寄与した英雄たちを称える祝日です。8月の最後の月曜日が英雄の日となっています。
2012年10月下旬 メッカ巡礼祭 / Eidul Adha / Araw ng Pag-alay
イスラム教の宗教的な祝日です。イスラム世界ではイード・アル=アドハー / Eid Al-Adhaと呼ばれ、ヒジュラ暦の12月10日からメッカに向かって歩く巡礼の時です。日本では犠牲祭とも呼ばれています。ヒジュラ暦のため年によって日付が異なります。※2011年11月24日の大統領政令によると、日付は後ほど正式にアナウンスする」とあります。
2012年10月31日(水曜日)ハロウィン / Halloween
ハロウィンは、カトリックの万聖節(諸聖人の日)の前の晩に行われるキリスト教圏の伝統行事です。もちろんフィリピンでも、仮装した人々を沢山、見かけることができます。 ちなみに、フィリピンでも日本のアニメは非常に人気があるので、人気アニメの仮装、コスプレなどを目にすることも^_^;
2012年11月1日(木曜日)万聖節 / All Saint's Day / Todos los Santos
キリスト教で全ての聖人と殉教者を記念する祝日です。日本では「諸聖人の日」とも言われています。ちょうど日本のお盆のように「お墓参りの日」となっている感があります。そのため、首都メトロ・マニラから地方へ帰省ラッシュが繰り広げられます。この期間、フィリピンを旅行される方は移動に注意が必要です。特別に休日扱いとなります。
2012年11月2日(金曜日)オール・ソウル・デイ / All Souls Day / Araw ng mga Patay
すべての死者の魂を悼む日とされています。特別に休日扱いとなります。
2012年11月30日(金曜日)ボニファシオ・デー(ボニファショ誕生記念日) / Bonifacio Day / Araw ni Andres Bonifacio
1892年にフィリピンの革命と独立を目指した政治グループ「カティプナン」を創設した、 フィリピン独立の英雄の一人であるアンドレス・ボニファシオ (1863年11月30日~1897年5月10日)の生誕を祝う日です。従来は11月30日に最も近い月曜日と定められてましたが、変わったようです。
12月16日(日)~2013年1月6日(日)クリスマス・シーズン / Christmas Season
フィリピンでは「berが付けばクリスマス・シーズン!」とよく言われます。つまり、September(9月)からという意味です。いくらなんでも早すぎでは?と思いますが、実際、10月ともなれば街ではクリスマス・ソングが流れ始めます。つまり、9月からクリスマスの到来を心待ちにする、といった感じなのです。さて、実際のクリスマス・シーズン / Christmas Seasonは、12月16日(金)~2012年1月6日(金)となります。12月16日から9日間に渡って「雄鶏のミサ / Misa de Gallo」と呼ばれる特別な早朝のミサが始まります。
2011年12月24日(月曜日)クリスマス・イブ / Christmas Eve / Araw ng Pasko / Notsebuwena
クリスマスと並んでクリスマス・イブも事実上、休日扱いとなります。多くの信者が詰め掛けた教会では、25日午前0時はイエスの降誕を祝う「贈り物のミサ」が行われ、クリスマスのクライマックスを迎えます。
2011年12月25日(火曜日)Christmas Day / Christmas / Araw ng Pasko / Notsebuwena
フィリピン最大の祭日といえば、やはりこのクリスマス!!!
2012年12月30日(月曜日) リサール記念日 / Rizal Day / Araw ni Jose Rizal
フィリピン独立の英雄、ホセ・リサール(1861年6月19日~1896年12月30日)がスペイン官憲の手により、「暴動の扇動容疑」で1896年12月30日に銃殺刑にされたことを悼む日です。マニラ湾を見渡すことができる処刑地は、現在、リサール公園(ルネタ公園)となっています。12月30日に最も近い月曜日が割り当てられています。
2012年12月31日(月曜日)大晦日 / New Year's Eve / Bisperas ng Bagong Tao
大晦日も、祝日扱いとなります。クリスチャンは、家族揃って「Midnight Mass」と呼ばれる特別なミサに出て、新年を家族、親戚が集っている家庭で迎えるのが一般的です。街では花火や爆竹の音が派手に鳴り響きます。大量の花火や爆竹で邪気を払う意味があるそうですが、毎年、手の指が吹っ飛んで病院に担ぎこまれる人が後をたちません。気をつけたいですね!

Yahoo! JAPAN

Google
 

フライト情報

イベント・祭事情報

冬の旅行計画

旅行情報&キャンペーン情報

ニュース・お知らせ

フィリピン動画ファイル♪

スポンサードリンク