2024年版フィリピンの休日/祝祭日/カレンダー

2024年フィリピンの祝日事情

フィリピンの国全土の祝日には、一般祝日(Regular Holiday)と、特別祝日(Special Non-Working Day)という2種類の祝日があります。

これは労働賃金に関係しており、一般祝日は就労しなくても給料が支払われる祝日です。もし就労した場合は、通常の2倍の労働賃金が発生します。

一方、特別祝日は就労しない場合、給料は発生しません。もし就労した場合、通常の1.3倍の労働賃金が発生する祝日です。

フィリピン政府は、例年、夏頃に翌年の祝日を正式に発表しています。曜日の関係から連休を作る配慮も含めて、祝日となる日は、毎年、変動があります。

2024年の休日及び祝日の日程発表は、例年よりずれ込み、2023年10月13日に正式発表されています。

※参照 大統領府布告DECLARING THE REGULAR HOLIDAYS AND SPECIAL (NON-WORKING) DAYS FOR THE YEAR 2024

なお、イスラム教の宗教的な祝祭日であるイスラム断食明け祭 (ラマダン / Eid Ul Fitr)とメッカ巡礼祭(Eidul Adha)は、例年、ムスリム・フィリピン国家委員会(NCMF: National Commission on Muslim Filipinos ) が日付をフィリピン政府に勧告するという形を取っています。日にちは直前に決まることが多いです。

2024年の一般祝日 - Regular Holiday

  • 2024年1月1日(月)新年元旦(New Year’s Day)
  • 2024年3月28日(木)聖木曜日(Maundy Thursday)
  • 2024年3月29日(金)聖金曜日(Good Friday)
  • 2024年4月9日(火)勇者の日(Araw ng Kagitingan)
  • 2024年5月1日(水)レイバーデー(Labor Day)
  • 2024年6月12日(水)独立記念日(Independence Day)
  • 2024年8月26日(月)英雄の日(National Heroes Day)
  • 2024年11月30日(土)ボニファシオ・デー(Bonifacio Day)
  • 2024年12月25日(水)クリスマス(Christmas Day)
  • 2024年12月30日(月)リザール・デー(Rizal Day)

2024年の特別祝日 - Special Non-Working Day

  • 2024年2月10日(土)追加特別祝日:チャイニーズ・ニュー・イヤー / 旧正月(Chinese New Year)
  • 2024年3月30日(土)追加特別祝日:聖土曜日(Black Saturday)
  • 2024年8月21日(水)ニノイ・アキノ記念日(Ninoy Aquino Day)
  • 2024年11月1日(金)万聖節(諸聖人の日 / All Saint's Day)
  • 2024年11月2日(土)追加特別祝日:死者の記念日(All Soul's Day)
  • 2024年12月8日(日)聖母マリア祭(聖母受胎祭 / Feast of the Immaculate Conception of Mary)
  • 2024年11月30日(土)ボニファシオ・デー(Bonifacio Day)
  • 2024年12月24日(火)追加特別祝日:クリスマスイブ(Christmas Eve)
  • 2024年12月31日(火)大晦日(Last Day of the Year)

これらの国の祝日に加えて、セブ州の祝日、セブ市の祝日といった具合に、地方や都市ごとに定められている祝日/休日があります。

また、フィリピンでは年度中でも突然、国の祝日が新たに設定されたり、日にちが変わることもあります。このあたりは日本ではちょっと考えられないものがありますね。

2024年フィリピンの祝日 / 休日 / 記念日カレンダー

フィリピンの一般祝日(Regular Holiday)および特別祝日(Special Non-Working Day)を合わせて、さらに主要都市の代表的な祝日、キリスト教の祭日、各地のフェスティバルや記念日をまとめてみました。

※赤字が国が定めたフィリピン全土の祝日です。
※オレンジが地方/都市の祝日です。

2024年1月の祝祭日/記念日

2024年1月1日(月)元旦 / Hew year day / Araw ng Bagong Taon
ショッピング・モールやショップは通常、お昼ごろから営業を開始しているようです。
2024年1月6日(土)三賢者祭り(Feast of the Three Kings / Araw ng tatlong har)
東方の三博士が幼子イエスを訪れ、礼拝したことを記念するキリスト教の祭日です。「公現祭」「主顕節」とも呼ばれます。フィリピンでは三賢者祭りの日まで、「パロール」(Parol)などのクリスマスの飾り付けが飾られ、クリスマスシーズンが続きます。ルソン島のラグナ州マビタック(Mabitac)では、コインやキャンディを投げて祝うことで有名です。
2024年1月21日(日)シヌログ / Sinulog (Cebu)
シヌログ(Sinulog)は、セブ最大のお祭りで、フィリピンを代表するフィエスタの一つです。毎年1月の第3日曜日に開催される「グランドパレード」をハイライトに、その1週間前からお祭りが始まり、セブ最古の教会、サントニーニョ教会ではミサが行われるなど、様々な催しが行われます。
詳細 シヌログ祭

2024年2月の祝祭日/記念日

2024年2月10日(土)追加特別祝日 / チャイニーズ・ニュー・イヤー / 春節 / 旧正月 / Chinese New Year / Araw ng Bagong Taon ng mga Tsino
春節(旧暦のお正月)は、かつては特別祝日(Special Non-Working Day)でしたが、その後、祝日から外されていました。2024年は、再び特別祝日となっています。マニラのキアポ周辺チャイナタウンなど華人が多い所では旧正月を祝う光景を目にすることができます。近くのリサール公園ではドラゴンダンスも催されます。また、中国人観光客に人気のセブ島等は、非常に混み合います。
2024年2月11日(日)エベリオ・ジャヴィア・デイ / Evelio Javier Day
パナイ島のイロイロ州、アンティーク州、カピズ州、アクラン州の州知事を務めたフィリピンの政治家エベリオ・ジャヴィア(1942年10月14日~1986年2月11日)が、1986年2月のエドサ革命前に暗殺されたことを追悼する日です。
祝日となる地方:パナイ島全域(イロイロ州、アンティーク州、カピズ州、アクラン州)
2024年2月14日(水)灰の水曜日 / Ash Wednesday
カトリックの典礼暦年四旬節の初日(復活祭の46日前)に当たる日で、教会では特別のミサが行われます。前年の復活祭の1週間前に使われた棗椰子(なつめやし)や棕櫚(しゅろ)の枝を燃やした灰を額に十字架の形に塗るという塗布式があります。自らが灰・ちりのような価値のない者である事を思いおこし、主の御前に深くへりくだるという意味があるそうです。
2024年2月14日(水)バレンタインデー / St. Valentine's day
バレンタインデーは、もともと269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日ですが、世界各地で男女の愛の誓いの日となっています。さてフィリピンでは・・・愛が燃え盛る熱い熱い日となっています! レストランはどこも満席。マニラでは、年間を通じてもっとも交通渋滞が酷い日の一つとなっています。
2024年2月24日(土)セブ市創立記念日 / Cebu City Charter Day
セブ市の創立記念日です。2024年で87週年を迎えます。
祝日となる地方:セブ市
2024年2月25日(日)第38回エドサ革命記念日 / People Power Anniversary / Araw ng People Power (Lakas ng Bayan)
1986年2月25日、ピープルズ・パワーによってフェルディナンド・マルコスの退陣・亡命、コラソン・アキノの大統領就任へと至る「エドゥサ革命」の記念日です。2023年までは特別祝日(Special Non-Working Day)でしたが、2024年は外されています。因みに現在のフィリピンの大統領は、2022年6月30日に就任したボンボン・マルコス氏。フェルディナンド・マルコス氏の実子です。

2024年3月の祝祭日/記念日

2024年3月16日(土)ダバオ市創立記念日 / Davao City Charter Day
ダバオ市の創立記念日です。2024年で創立88周年を迎えます。
祝日となる地方:ダバオ市
2024年3月20日(水)春分の日 / Spring Equinox Day
2024年4月6日(木)聖木曜日 / Maundy Thursday / Huwebes Santo
復活祭前の木曜日にあたる日です。カトリックでは復活祭前の一週間は特別な期間となっていますが、中でも聖金曜日からの三日間は特に尊重され、特別な典礼や礼拝が行われます。キリストの受難を描いた長編叙事詩「パッション」を詠唱するカトリック教徒の行事「パバーサ」も各地で行われます。日曜日までホーリーウィークと呼ばれる連休状態となり、多くのお店やショッピング・モールはお休みとなるため、この期間に旅行する方は注意が必要です。
2024年3月29日(金)聖金曜日 / Good Friday / Biyernes Santo
復活祭の前の金曜日にあたり、「受難日」「受苦日」とも呼ばれます。イエス・キリストの受難と死を記念する日で、福音書の記述をもとにイエスの受難を思い起こす特別な典礼や祈りが行われます。カトリック教会では聖金曜日に断食を行う習慣があるそうです。
2024年3月30日(土)追加特別祝日 / 聖土曜日 / Black Saturday / Linggo ng Pagkabuhay
復活祭(Easter Sunday)の前日の土曜日は、キリスト教世界でHoly Saturdayとも呼ばれる日で、特別に祝日となります。カトリック教会では、ふだんかけられている祭壇布などが取り払われ、イエスが眠りについていることをあらわす習慣があります。
2024年3月31日(日)復活祭(イースター) / Easter Sunday / Linggo ng Pagkabuhay
十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に蘇ったことを記念する復活祭は、キリスト教の典礼暦における最重要の日です。英語では「Easter」(イースター)と言われています。復活祭は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝うため、年によって日付が変わる移動祝日です。フィリピンでは、人が十字架に張り付けになった光景を目にすることができます。

2024年4月の祝祭日/記念日

2024年4月9日(火)勇者の日 / Bataan and Corregidor Day / Day of Valour / Araw ng Kagitingan
もともと第二対戦中の1942年4月9日、日本軍がバターン半島を陥落したことを記念する祝日です。
勇者の日は例年4月9日ですが、2023年は4月10日となっていました。2024年は、再び4月9日となっています。
2024年4月10日(水)イスラム断食明け大祭 / Eid al-Fitr / Eidul Fitr / Wakas ng Ramadan
イスラム教最大のお祭り。イスラム世界ではイード・アル=フィトルと呼ばれ、イスラムのヒジュラ暦第10月1日・2日に断食(ラマダン)を終えたことを盛大に祝う日です。イスラム世界では一般的には4月10日(水)・11日(木)にお祝いしますが、フィリピンでは日付が変わる可能性もあります。
2024年4月27日(土)マクタン勝利記念日(ラプラプ・デー) / Battle of Mactan(Lapu Lapu Day) / Kadaugan Sa Mactan
1521年4月27日、マクタン島の領主でありイスラム教徒の部族長だったラプ=ラプ(Lapu-Lapu)が、キリスト教への改宗と服従を要求するフェルディナンド・マゼランのスペイン軍に勝利したことを記念する日です。
ラプ=ラプは、フィリピンの民族の誇りを守った国民的英雄とされており、マクタン島マクタンシュラインでは、当時の戦いを再現した大掛かりな劇が披露されます。
祝日となる地方:ラプラプ市。

2024年5月の祝祭日/記念日

2024年5月1日(水)レイバーデー(勤労感謝の日) / Labor Day / Araw ng Manggagawa
毎年5月1日は、世界各地で春の訪れを祝う日、あるいは労働者による祭典が開かれます。フィリピンでも国の祝日となっています。
2024年5月9日(木)キリスト昇天祭 / Jeudi de l'Ascension
復活祭から数えて6回目の日曜日後の木曜日にキリストが昇天したことを祝う日です。他のキリスト教国家では祝日となっている国も多くありますが、フィリピンでは国が定めた祝日とはなっていません。キリスト教の典礼暦の中では最も大きな祝いの一つで、教派を超えて広範に祝われます。
2024年5月12日(日)母の日 / Mother's Day
フィリピンでは、日本と同じく5月の第二日曜日が母の日となっています。家族揃ってケーキを食べたり、食事をしたりして祝う家庭もあるようです。

2024年6月の祝祭日/記念日

2024年5月19日(日)聖霊降臨祭 / Pentecote
復活祭から7週間目の日曜日、イエスの復活・昇天後に祈っていた120人の信徒たちの上に神からの聖霊が降ったことを記念する日です。日本では五旬節、五旬祭とも呼ばれています。
2024年6月12日(水)独立記念日 / Independence Day / Araw ng Kalayaan
1898年6月12日、カビテ州カウィットにあるアギナルドの生家でアギナルドがフィリピンの独立を宣言したことに因んだフィリピン独立記念日です。因みに1963年までは7月4日をフィリピンの独立記念日としていました。
2024年6月16日(日)父の日 / Father's Day
フィリピンでは日本と同様、6月の第三日曜日が父の日となっています。父君を囲んで食事を取るのが一般的な祝い方のようです。
2024年6月17日(月)ラプラプ市創立記念日 / Lapu-lapu City Charter Day
ラプラプ市の創立記念日。2024年で創立63周年を迎えます。
祝日となる地方:ラプラプ市。
2024年6月17日(月)メッカ巡礼祭(犠牲祭) / Eid al-Adha / Araw ng Pag-alay
イスラム教の祝祭日です。イスラム世界でイード・アル=アドハー / Eid Al-Adhaと呼ばれ、ヒジュラ暦の12月10日からメッカに向かって歩く巡礼の時です。日本では犠牲祭とも呼ばれています。イスラム世界では一般には2024年6月17日(月)・18日(火)にお祝いしますが、フィリピンでは日付が変わる可能性があります。
2024年6月18日(火)バコロド市創立記念日 / Bacolod City Charter Day
バコロド市創立記念日。以前は10月19日でしたが、2019年から6月18日に変わっています。2024年で創立86周年を迎えます。
祝日となる地方:バコロド市
2024年6月24日(月)マニラ・デー(マニラ創立記念日) / Manila Foundation Day
マニラ創立記念日です。スペイン植民地時代の1571年6月24日、マニラがフィリピン最初の自治体として制定。2024年で創立453周年を迎えます。例年、様々な記念行事が催されています。
祝日となる地方:マニラ市
2024年6月30日(日)フィリピン・スペイン友好記念日 / Filipino-Spanish Friendship Day
フィリピンとスペインとの友好記念日です。フィリピンの初代大統領エミリオ・アギナルド将軍が、現在はサーフィンのメッカとして知られるルソン島のバレル(Baler)の教会内で約1年間包囲されていたスペイン軍兵士を友好的に取り扱ったことに由来して、2003年6月30日に制定されています。

2024年7月の祝祭日/記念日

2024年7月4日(木)フィリピン・アメリカ友好記念日 / Filipino-American Friendship Day
以前は、フィリピン共和国がアメリカから独立した1946年7月4日が「独立記念日」でしたが、1964年から6月12日が「独立記念日」となり、7月4日はフィリピン・アメリカ友好記念日となっています。

2024年8月の祝祭日/記念日

2024年8月6日(火)セブ州創立記念日 / Cebu Provincial Foundation Day
セブ州の創立記念日です。2024年で創立455周年を迎えます。
祝日となる地方:セブ州(セブ市、ラプラプ、ダナオ、トレド)
2024年8月21日(水)ニノイ・アキノ記念日 / Ninoy Aquino Day / Araw ng Kabayanihan ni Ninoy Aquino
1983年8月21日、ニノイ・アキノ氏(Benigno S. "Ninoy" Aquino, Jr.)が、3年に及んだアメリカ亡命生活から、フィリピンに帰国した際、マニラ空港で射殺されたことを悼む日として祝日となっています。
2024年8月26日(月)英雄の日 / National Heroe's Day / Araw ng mga Bayani
毎年8月の最終月曜日が「英雄の日」として、フィリピンの独立に寄与した英雄たちを称える祝日となっています。そのため、毎年、日付が変わります。

2024年9月の祝祭日/記念日

2024年9月1日(日)バギオ・デー / Baguio Charter Day
バギオ市創立記念日です。2024年で創立115周年を迎えます。前後してバギオ市では様々なイベントが開催されます。
祝日となる地方:バギオ市
2024年9月9日(月)オスメニア・デー(オスメニア記念日) / Osmena Day
第4代フィリピン大統領となったセブ出身の政治家、セルジオ・オスメニア(Sergio Osmena y Suico / 1878年9月9日~1961年10月19日)の生誕を祝うセブの祝日です。
祝日となる地方:セブ州
2024年9月22日(日)秋分の日 / Autumnal Equinox Day

2024年10月の祝祭日/記念日

2024年10月31日(木)ハロウィン / Halloween
ハロウィンは、カトリックの万聖節(諸聖人の日)の前の晩に行われるキリスト教圏の伝統行事です。もちろんフィリピンでも、仮装した人々を沢山、見かけることができます。フィリピンでも日本のアニメは非常に人気があるので、人気アニメの仮装、コスプレなどを目にすることも!

2024年11月の祝祭日/記念日

2024年11月1日(金)諸聖人の日(万聖節)/ All Saint's Day / Todos los Santos
キリスト教で全ての聖人と殉教者を記念する日で、日本では「万聖節」とも言われています。翌日の「死者の記念日」と合わせて、ちょうど日本のお盆のように「お墓参りの日」となっています。そのため、首都メトロ・マニラから地方へ帰省ラッシュが繰り広げられます。この期間、フィリピンを旅行される方は移動に注意が必要です。
2024年11月2日(土)追加特別祝日 / 死者の記念日 / All Soul's Day / Araw ng mga Patay
諸聖人の日の翌日は、カトリックでは全ての死者の魂を悼む日となっています。追加の特別祝日となっています。
2024年11月5日(火)ネグロス・デ- / Negros Day
19世紀末からのフィリピン独立革命の中、1898年1月5日にネグロス島民が立ち上がり、ネグロス・オクシデンタルにおけるスペイン支配が終わりを告げた「ネグロス革命」を祝う日です。
祝日となる地方:西ネグロス州(Negros Occidental)
2024年11月30日(土)ボニファシオ・デー(ボニファショ誕生記念日) / Bonifacio Day / Araw ni Andres Bonifacio
1892年にフィリピンの革命と独立を目指した政治組織「カティプナン」(Katipunan)を創設したフィリピン独立の英雄の一人、アンドレス・ボニファシオ(1863年11月30日~1897年5月10日)の生誕を祝う日です。
2023年は11月27日となっいましたが、2024年は再び11月30日に設定されています。

2024年12月の祝祭日/記念日

2024年12月8日(日)聖母マリア祭(聖母受胎祭) / Feast of the Immaculate Conception of Mary
聖母マリアが主イエスを身籠ったとされる日です。日本では「無原罪の御宿りの日」とも呼ばれ、世界中のカトリック教国で祝日となっており、フィリピンでも特別祝日(Special Non-Working Day)となっています。
2024年12月11日(水)パンパンガ・デー / Pampanga Day
ルソン島中部にあるパンパンガ州の創立記念日です。1571年に創立されたパンパンガ州は、フィリピンで最も古い歴史を持つ州の一つです。2024年で創立453周年を迎えます。
祝日となる地方:パンパンガ州
2024年12月16日(土)~2024年1月6日(土)クリスマス・シーズン / Christmas Season
フィリピンでは「berが付けばクリスマス・シーズン」と言われています。つまり、September(9月)からという意味です。いくらなんでも早すぎでは?とも思いますが、9月からクリスマス・ソングが解禁となり、街にクリスマス・ソングが流れ始めます。クリスマスの到来を心待ちにする雰囲気が漂い始めます。
クリスマス・シーズンが本番を迎えるのは12月16日(月)から12月24日(火)までの9日間。この期間は「雄鶏のミサ」(Misa de Gallo / Simbang Gabi)と呼ばれる特別な早朝ミサが始まります。そして、年が明けて2025年1月6日(月)の三賢者祭り(Feast of the Three Kings)の日まで、クリスマスの雰囲気が続きます!
2024年12月18日(水)ロペス・ハエナ・デー / Lopez Jaena Day
ホセ・リサールらと共にスペインの植民地支配に抵抗する文筆活動などを行ったナショナル・ヒーローの一人、イロイロ市出身のロペス・ハエナ(1856年12月18日~1896年1月20日)の生誕を祝う日です。
祝日となる地方:イロイロ州
2024年12月24日(火)追加特別祝日 / クリスマス・イブ / Christmas Eve / Araw ng Pasko / Notsebuwena
クリスマス・イブは家族と一諸に過ごすことが一般的です。多くのキリスト教信者は教会に行き、25日午前0時にはイエスの降誕を祝う「贈り物のミサ」が行われ、クリスマスのクライマックスを迎えます。多くのお店やショッピングモールは時間を短縮して営業。
2024年12月25日(水)クリスマス / Christmas / Araw ng Pasko / Notsebuwena
フィリピン最大の祭日といえば、やはりこのクリスマス!!!
2024年12月30日(月)リサール記念日 / Rizal Day / Araw ni Jose Rizal
フィリピン独立の英雄、ホセ・リサール(1861年6月19日~1896年12月30日)がスペイン官憲の手により、「暴動の扇動容疑」で1896年12月30日に銃殺刑にされたことを悼む日です。マニラ湾を見渡すことができる処刑地は、現在、リサール公園(ルネタ公園)となっています。
2024年12月31日(火)大晦日 / New Year's Eve / Bisperas ng Bagong Tao
大晦日も特別祝日となっています。クリスチャンは家族揃って「Midnight Mass」と呼ばれる特別なミサに出て、新年を家族、親戚が集っている家庭で迎えるのが一般的です。街では花火や爆竹の音が派手に鳴り響きわたります。大量の花火や爆竹で邪気を払う意味があるそうですが、毎年、手の指などを吹き飛ばしてしまい、病院に担ぎこまれる人が後を絶ちません。気をつけたいですね!

2023年フィリピンの祝日事情

フィリピンの国全体の祝日には、一般祝日(Regular Holiday)と、特別祝日(Special Non-Working Day)という2種類の祝日があります。

フィリピン政府は、例年、夏に翌年の祝日を正式に発表しています。曜日の関係から連休を作る配慮も含めて、どの日が祝日となるのか、毎年、変動があります。

2023年の休日及び祝日の日程は、2022年8月23日に正式に発表されています。

※参照 大統領布告: Proclamation No. 42: Declaring the regular holidays and special (non-working) days for the year 2023

なお、イスラム教の宗教的な祝祭日であるイスラム断食明け祭 (ラマダン / Eid Ul Fitr)とメッカ巡礼祭(Eidul Adha)は、例年、ムスリム・フィリピン国家委員会(NCMF: National Commission on Muslim Filipinos ) が日付をフィリピン政府に知らせるという形を取っています。例年、直前に決まることが多いです。

2023年の一般祝日 - Regular Holiday

  • 2023年1月1日(日)元旦(New Year’s Day)
  • 2023年4月6日(木)聖木曜日(Maundy Thursday)
  • 2023年4月7日(金)聖金曜日(Good Friday)
  • 2023年4月10日(月)勇者の日(Araw ng Kagitingan)
  • 2023年5月1日(月)レイバーデー(Labor Day)
  • 2023年6月12日(月)独立記念日(Independence Day)
  • 2023年8月28日(月)英雄の日(National Heroes Day)
  • 2023年11月27日(月)ボニファシオ・デー(Bonifacio Day)
  • 2023年12月25日(月)クリスマス(Christmas Day)
  • 2023年12月30日(土)リザール・デー(Rizal Day)

2023年の特別祝日 - Special Non-Working Day

  • 2023年1月2日(月)追加特別祝日(New Yeaer Long Weekend)
  • 2023年2月25日(土)エドサ革命記念日(EDSA People Power Revolution Anniversary)
  • 2023年4月8日(土)聖土曜日(Black Saturday)
  • 2023年8月21日(月)ニノイ・アキノ記念日(Ninoy Aquino Day)
  • 2023年11月1日(水)諸聖人の日(万聖節) / All Saint's Day)
  • 2023年11月2日(木)追加特別祝日(死者の記念日 / All Souls Day)
  • 2023年12月8日(月)聖母マリア祭(聖母受胎祭 / Feast of the Immaculate Conception of Mary)
  • 2023年12月31日(日)大晦日(Last Day of the Year)

これらの国の祝日以外にも、セブならセブでの祝日といった具合に、地方ごとに定められている祝日/休日があります。

また、フィリピンでは年度中でも国の祝日が突然、新たに設定されることもあります。このあたりの感覚は日本では考えられないものがあります。

2023年フィリピンの祝日 / 休日 / 記念日カレンダー

フィリピンの一般祝日(Regular Holiday)および特別祝日(Special Non-Working Day)を合わせて、さらに主要都市の代表的な祝日、キリスト教の祭日、各地のフェスティバルや記念日をまとめてみました。

※赤字が国が定めたフィリピン全土の祝日です。
※オレンジが地方都市の祝日です。

2023年1月の祝祭日/記念日

2023年1月1日(日)元旦 / Hew year day / Araw ng Bagong Taon
ショッピング・モールやショップは通常、お昼ごろから営業を開始しているようです。
2023年1月2日(月)特別休業日 / Additional Special Non-Working Holiday
1月2日(月)は、追加の特別休業日(Addicitonal Special Non-Working Holiday)となります。
2023年1月6日(金)三賢者祭り(Feast of the Three Kings / Araw ng tatlong har)
東方の三博士が幼子イエスを訪れ、礼拝したことを記念するキリスト教の祭日です。「公現祭」「主顕節」とも呼ばれます。フィリピンでは、三賢者祭りまで「パロール」(Parol)などクリスマスの飾り付けが飾られ、クリスマス気分が続きます。ルソン島のラグナ州マビタック(Mabitac)では、コインやキャンディを投げて祝うことで有名です。
2023年1月15日(日)シヌログ / Sinulog (Cebu)
シヌログ(Sinulog)は、セブ最大のお祭りであり、フィリピンを代表するフィエスタの一つです。毎年1月の第3日曜日に開催される「グランドパレード」をハイライトに、その1週間前からお祭り期間が続きます。セブ最古の教会、サントニーニョ教会ではミサが行われるなど、様々な催しが行われます。
詳細 シヌログ祭
2023年1月22日(火)チャイニーズ・ニュー・イヤー / 旧正月 / Chinese New Year / Araw ng Bagong Taon ng mga Tsino
旧暦のお正月、いわゆる春節はフィリピンでも2012年から特別祝日(Special Non-Working Day)となっていましたが、現在は祝日となっていません。マニラのキアポ周辺チャイナタウンなど華人が多い所では旧正月を祝う光景を目にすることができます。近くのリサール公園ではドラゴンダンスも催されます。また、中国人観光客に人気のセブ島等は、非常に混み合います。

2023年2月の祝祭日/記念日

2023年2月11日(土)エベリオ・ジャヴィア・デイ / Evelio Javier Day
パナイ島のイロイロ州、アンティーク州、カピズ州、アクラン州の州知事を務めたフィリピンの政治家エベリオ・ジャヴィア(1942年10月14日~1986年2月11日)が、1986年2月のエドサ革命前に暗殺されたことを追悼する日です。
祝日となる地方:パナイ島全域(イロイロ州、アンティーク州、カピズ州、アクラン州)
2023年2月14日(火)バレンタインデー / St. Valentine's day
バレンタインデーは、もともと269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日ですが、世界各地で男女の愛の誓いの日となっています。さてフィリピンでは・・・愛が燃え盛る熱い熱い日となっています! レストランはどこも満席。マニラでは、年間を通じてもっとも交通渋滞が酷い日かも知れません。
2023年2月24日(金)セブ市創立記念日 / Cebu City Charter Day
セブ市の創立記念日です。2023年で86週年を迎えます。
祝日となる地方:セブ市
2023年2月25日(土)第37回エドサ革命記念日 / People Power Anniversary / Araw ng People Power (Lakas ng Bayan)
1986年2月25日、ピープルズ・パワーによってフェルディナンド・マルコスの退陣・亡命、コラソン・アキノの大統領就任へと至る「エドゥサ革命」の記念日です。

2023年3月の祝祭日/記念日

2023年2月22日(水)灰の水曜日 / Ash Wednesday
カトリックの典礼暦年四旬節の初日(復活祭の46日前)に当たる日で、教会では特別のミサが行われます。前年の復活祭の1週間前に使われた棗椰子(なつめやし)や棕櫚(しゅろ)の枝を燃やした灰を額に十字架の形に塗るという塗布式があります。自らが灰・ちりのような価値のない者である事を思いおこし、主の御前に深くへりくだるという意味があるそうです。
2023年3月16日(木)ダバオ市創立記念日 / Davao City Charter Day
ダバオ市の創立記念日です。2023年で創立87周年を迎えます。
祝日となる地方:ダバオ市
2023年3月21日(火)春分の日 / Spring Equinox Day

2023年4月の祝祭日/記念日

2023年4月6日(木)聖木曜日 / Maundy Thursday / Huwebes Santo
復活祭前の木曜日にあたる日です。カトリックでは復活祭前の一週間は特別な期間となっていますが、中でも聖金曜日からの三日間は特に尊重され、特別な典礼や礼拝が行われます。キリストの受難を描いた長編叙事詩「パッション」を詠唱するカトリック教徒の行事「パバーサ」も各地で行われます。日曜日までホーリーウィークと呼ばれる連休状態となり、多くのお店やショッピング・モールはお休みとなるため、この期間に旅行する方は注意が必要です。
2023年4月7日(金)聖金曜日 / Good Friday / Biyernes Santo
復活祭の前の金曜日にあたり、「受難日」「受苦日」とも呼ばれます。イエス・キリストの受難と死を記念する日で、福音書の記述をもとにイエスの受難を思い起こす特別な典礼や祈りが行われます。カトリック教会では聖金曜日に断食を行う習慣があるそうです。
2023年4月8日(土)聖土曜日 / Black Saturday / Linggo ng Pagkabuhay
復活祭(Easter Sunday)の前日の土曜日は、キリスト教世界でHoly Saturdayとも呼ばれる日で、特別に祝日となります。カトリック教会では、ふだんかけられている祭壇布などが取り払われ、イエスが眠りについていることをあらわす習慣があります。
2023年4月9日(日)復活祭(イースター) / Easter Sunday / Linggo ng Pagkabuhay
十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に蘇ったことを記念する復活祭は、キリスト教の典礼暦における最重要の日です。英語では「Easter」(イースター)と言われています。復活祭は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝うため、年によって日付が変わる移動祝日です。フィリピンでは、人が十字架に張り付けになった光景を目にすることができます。
2023年4月10日(月)勇者の日 / Bataan and Corregidor Day / Day of Valour / Araw ng Kagitingan
もともと第二対戦中の1942年4月9日、日本軍がバターン半島を陥落したことを記念する祝日となっています。
勇者の日は、例年4月9日ですが、2023年は4月10日となっています。
2023年4月22日(土)イスラム断食明け大祭 / Eid al-Fitr / Eidul Fitr / Wakas ng Ramadan
イスラム教最大のお祭り。イスラム世界ではイード・アル=フィトルと呼ばれ、イスラムのヒジュラ暦第10月1日・2日に断食(ラマダン)を終えたことを盛大に祝う日です。イスラム世界では一般には4月22日(土)・23日(日)にお祝いしますが、フィリピンでは日付が変わる可能性もあります。
2023年4月27日(木)マクタン勝利記念日(ラプラプ・デー) / Battle of Mactan(Lapu Lapu Day) / Kadaugan Sa Mactan
1521年4月27日、マクタン島の領主でありイスラム教徒の部族長だったラプ=ラプ(Lapu-Lapu)が、キリスト教への改宗と服従を要求するフェルディナンド・マゼランのスペイン軍に勝利したことを記念する日です。
ラプ=ラプは、フィリピンの民族の誇りを守った国民的英雄とされています。マクタン島マクタンシュラインでは、当時の戦いを再現した大掛かりな劇が披露されます。
祝日となる地方:ラプラプ市。

2023年5月の祝祭日/記念日

2023年5月1日(月)レイバーデー(勤労感謝の日) / Labor Day / Araw ng Manggagawa
毎年5月1日は、世界各地で春の訪れを祝う日、あるいは労働者による祭典が開かれます。フィリピンでも国の祝日となっています。
2023年5月14日(日)母の日 / Mother's Day
フィリピンでは、日本と同じく5月の第二日曜日が母の日となっています。家族揃ってケーキを食べたり、食事をしたりして祝う家庭もあるそうです。
2023年5月18日(木)キリスト昇天祭 / Jeudi de l'Ascension
復活祭から数えて6回目の日曜日後の木曜日にキリストが昇天したことを祝う日です。他のキリスト教国家では祝日となっている国も多くありますが、フィリピンでは国が定めた祝日とはなっていません。キリスト教の典礼暦の中では最も大きな祝いの一つで、教派を超えて広範に祝われます。

2023年6月の祝祭日/記念日

2023年5月28日(日)聖霊降臨祭 / Pentecote
復活祭から7週間目の日曜日、イエスの復活・昇天後に祈っていた120人の信徒たちの上に神からの聖霊が降ったことを記念する日です。日本では五旬節、五旬祭とも呼ばれています。
2023年6月12日(月)独立記念日 / Independence Day / Araw ng Kalayaan
1898年6月12日、カビテ州カウィットにあるアギナルドの生家でアギナルドがフィリピンの独立を宣言したことに因んだフィリピン独立記念日です。因みに1963年までは7月4日をフィリピンの独立記念日としていました。
2023年6月17日(土)ラプラプ市創立記念日 / Lapu-lapu Charter Day
ラプラプ市の創立記念日。2023年で創立62周年を迎えます。
祝日となる地方:ラプラプ市。
2023年6月18日(日)バコロド市創立記念日 / Bacolod City Charter Day
バコロド市創立記念日。以前は10月19日でしたが、2019年から6月18日に変わっています。2023年で創立85周年を迎えます。
祝日となる地方:バコロド市
2023年6月18日(日)父の日 / Father's Day
フィリピンでは日本と同様、6月の第三日曜日が父の日となっています。父君を囲んで食事を取るのが一般的な祝い方のようです。
2023年6月24日(土)マニラ・デー(マニラ創立記念日) / Manila Foundation Day
マニラ創立記念日。スペイン植民地時代の1571年6月24日、マニラがフィリピン最初の自治体として制定。2023年で創立452周年を迎えます。様々な記念行事が催されます。
祝日となる地方:マニラ市
2023年6月29日(木)メッカ巡礼祭 / Eid al-Adha / Araw ng Pag-alay
イスラム教の祝日です。イスラム世界でイード・アル=アドハー / Eid Al-Adhaと呼ばれ、ヒジュラ暦の12月10日からメッカに向かって歩く巡礼の時です。日本では犠牲祭とも呼ばれています。イスラム世界では一般には2023年6月28日(水)・29日(木)にお祝いしますが、フィリピンでは日付が変わる可能性があります。
2023年6月30日(金)フィリピン・スペイン友好記念日 / Filipino-Spanish Friendship Day
フィリピンとスペインとの友好記念日です。フィリピンの初代大統領エミリオ・アギナルド将軍が、現在はサーフィンのメッカとして知られるルソン島のバレル(Baler)の教会内で約1年間包囲されていたスペイン軍兵士を友好的に取り扱ったことに由来して、2003年6月30日に制定されています。

2023年7月の祝祭日/記念日

2023年7月4日(火)フィリピン・アメリカ友好記念日 / Filipino-American Friendship Day
以前は、フィリピン共和国がアメリカから独立した1946年7月4日が「独立記念日」でしたが、1964年から6月12日が「独立記念日」となり、7月4日はフィリピン・アメリカ友好記念日となっています。

2023年8月の祝祭日/記念日

2023年8月6日(日)セブ州創立記念日 / Cebu Provincial Foundation Day
セブ州の創立記念日です。2023年で創立454周年を迎えます。
祝日となる地方:セブ州(セブ市、ラプラプ、ダナオ、トレド)
2023年8月21日(月)ニノイ・アキノ記念日 / Ninoy Aquino Day / Araw ng Kabayanihan ni Ninoy Aquino
1983年8月21日、ニノイ・アキノ氏(Benigno S. "Ninoy" Aquino, Jr.)が、3年に及んだアメリカ亡命生活から、フィリピンに帰国した際、マニラ空港で射殺されたことを悼む日です。特別に祝日となっています。
2023年8月28日(月)英雄の日 / National Heroe's Day / Araw ng mga Bayani
8月の最終月曜日が、フィリピンの独立に寄与した英雄たちを称える祝日となっています。そのため、毎年、日付が変わります。

2023年9月の祝祭日/記念日

2023年9月1日(金)バギオ・デー / Baguio Charter Day
バギオ市創立記念日です。2023年に114周年を迎えます。前後してバギオ市では様々なイベントが開催されます。
祝日となる地方:バギオ市
2023年9月9日(土)オスメニア・デー(オスメニア記念日) / Osmena Day
第4代フィリピン大統領となったセブ出身の政治家、セルジオ・オスメニア(Sergio Osmena y Suico / 1878年9月9日~1961年10月19日)の生誕を祝うセブの祝日です。
祝日となる地方:セブ州
2023年9月23日(土)秋分の日 / Autumnal Equinox Day

2023年10月の祝祭日/記念日

2023年10月31日(火)ハロウィン / Halloween
ハロウィンは、カトリックの万聖節(諸聖人の日)の前の晩に行われるキリスト教圏の伝統行事です。もちろんフィリピンでも、仮装した人々を沢山、見かけることができます。フィリピンでも日本のアニメは非常に人気があるので、人気アニメの仮装、コスプレなどを目にすることも!

2023年11月の祝祭日/記念日

2023年11月1日(水)万聖節(諸聖人の日 / All Saint's Day / Todos los Santos
キリスト教で全ての聖人と殉教者を記念する日で、日本では「万聖節」とも言われています。特別に祝日扱いとなっています。翌日の「死者の記念日」と合わせて、ちょうど日本のお盆のように「お墓参りの日」となっています。そのため首都メトロ・マニラから地方へ帰省ラッシュが繰り広げられます。この期間、フィリピンを旅行される方は移動に注意が必要です。
2023年11月2日(木)追加特別祝日 / 死者の記念日 / All Souls Day / Araw ng mga Patay
万聖節の翌日は、追加の特別祝日となっています。また、カトリックでは全ての死者の魂を悼む日となっています。
2023年11月5日(日)ネグロス・デ- / Negros Day
19世紀末からのフィリピン独立革命の中、1898年1月5日にネグロス島民が立ち上がり、ネグロス・オクシデンタルにおけるスペイン支配が終わりを告げた「ネグロス革命」を祝う祝日です。
祝日となる地方:西ネグロス州(Negros Occidental)
2023年11月27日(月)ボニファシオ・デー(ボニファショ誕生記念日) / Bonifacio Day / Araw ni Andres Bonifacio
1892年にフィリピンの革命と独立を目指した政治組織「カティプナン」(Katipunan)を創設したフィリピン独立の英雄の一人、アンドレス・ボニファシオ(1863年11月30日~1897年5月10日)の生誕を祝う日です。
ボニファシオ・デーは、例年、11月30日ですが、2023年は11月27日に設定されています。

2023年12月の祝祭日/記念日

2023年12月8日(金)聖母マリア祭(聖母受胎祭) / Feast of the Immaculate Conception of Mary
聖母マリアが主イエスを身籠ったとされる日。日本では「無原罪の御宿りの日」とも呼ばれ、世界中のカトリック教国で祝日となっていますが、フィリピンでも特別に祝日となっています。
2023年12月11日(月)パンパンガ・デー / Pampanga Day
ルソン島中部にあるパンパンガ州の創立記念日です。1571年に創立されたパンパンガ州は、フィリピンで最も古い歴史を持つ州の一つです。2023年で創立452周年を迎えます。
祝日となる地方:パンパンガ州
2023年12月16日(土)~2024年1月6日(土)クリスマス・シーズン / Christmas Season
フィリピンでは「berが付けばクリスマス・シーズン」と言われています。つまり、September(9月)からという意味です。いくらなんでも早すぎでは?と思いますが、実際の話、9月からクリスマス・ソングが解禁となり、街にクリスマス・ソングが流れ始めます。クリスマスの到来を心待ちにする雰囲気となります。
実際のクリスマス・シーズンは12月16日(土)から12月24日(日)までの9日間です。この期間は「雄鶏のミサ」(Misa de Gallo / Simbang Gabi)と呼ばれる特別な早朝ミサが始まります。そして、年が明けても2024年1月6日(土)の三賢者祭り(Feast of the Three Kings)まで、クリスマスの雰囲気が続きます!
2023年12月18日(月)ロペス・ハエナ・デー / Lopez Jaena Day
ホセ・リサールらと共にスペインの植民地支配に抵抗する文筆活動などを行ったナショナル・ヒーローの一人、イロイロ市出身のロペス・ハエナ(1856年12月18日~1896年1月20日)の生誕を祝う祝日です。
祝日となる地方:イロイロ州
2023年12月24日(日)追加特別祝日 / クリスマス・イブ / Christmas Eve / Araw ng Pasko / Notsebuwena
クリスマス・イブは家族と一諸に過ごすことが一般的です。多くの信者は教会に詰め掛け、25日午前0時にイエスの降誕を祝う「贈り物のミサ」が行われ、クリスマスのクライマックスを迎えます。多くのお店やショッピングモールは時間を短縮して営業。
2023年12月25日(月)クリスマス / Christmas / Araw ng Pasko / Notsebuwena
フィリピン最大の祭日といえば、やはりこのクリスマス!!!
2023年12月30日(土)リサール記念日 / Rizal Day / Araw ni Jose Rizal
フィリピン独立の英雄、ホセ・リサール(1861年6月19日~1896年12月30日)がスペイン官憲の手により、「暴動の扇動容疑」で1896年12月30日に銃殺刑にされたことを悼む日です。マニラ湾を見渡すことができる処刑地は、現在、リサール公園(ルネタ公園)となっています。
2023年12月31日(日)大晦日 / New Year's Eve / Bisperas ng Bagong Tao
大晦日も特別に祝日扱いとなります。クリスチャンは家族揃って「Midnight Mass」と呼ばれる特別なミサに出て、新年を家族、親戚が集っている家庭で迎えるのが一般的です。街では花火や爆竹の音が派手に鳴り響きわたります。大量の花火や爆竹で邪気を払う意味があるそうですが、毎年、手の指などを吹き飛ばしてしまい、病院に担ぎこまれる人が後を絶ちません。気をつけたいですね!
海外格安航空券のオンライン予約サイト<フリーバード>
搭乗日、出発地、到着地、航空会社、出発時間、座席クラスから世界中のフライトスケジュールを照会できる優れものサイトです。
エイビーロード
海外格安航空券の「空席紹介・予約・購入」が24時間、出発前日まで可能! オンライン予約が24時間、出発前日まで可能な海外航空券、格安航空券の検索・予約サイトです。