2025年版フィリピンの休日/祝祭日/カレンダー
2025年フィリピンの祝日事情
フィリピンの国全土の祝日には、一般祝日(Regular Holiday)と、特別祝日(Special Non-Working Day)という2種類の祝日があります。
これは労働賃金に関係しており、一般祝日は就労しなくても給料が支払われる祝日です。もし就労した場合は、通常の2倍の労働賃金が発生します。
一方、特別祝日は就労しない場合、給料は発生しません。もし就労した場合、通常の1.3倍の労働賃金が発生する祝日です。
フィリピン政府は、例年、夏〜秋頃に翌年の祝日を正式に発表しています。曜日の関係から連休を作る配慮も含めて、祝日となる日は、毎年、変動があります。
2025年の休日及び祝日の日程発表は、2024年10月30日に正式発表されています。
※参照 PBBM issues proclamation declaring regular holidays, special non-working days for 2025
なお、イスラム教の宗教的な祝祭日であるイスラム断食明け祭 (ラマダン / Eid Ul Fitr)とメッカ巡礼祭(Eidul Adha)は、例年、ムスリム・フィリピン国家委員会(NCMF: National Commission on Muslim Filipinos ) が日付をフィリピン政府に勧告するという形を取っています。日にちは直前に決まることが多いです。
2025年の一般祝日 / Regular Holiday
- 2025年1月1日(水)新年元日 / New Year’s Day
- 2025年4月9日(水)勇者の日 / Araw ng Kagitingan
- 2025年4月17日(木)聖木曜日 / Maundy Thursday
- 2025年4月18日(金)聖金曜日 / Good Friday
- 2025年5月1日(木)レイバーデー / Labor Day
- 2025年6月12日(木)独立記念日 / Independence Day
- 2025年8月25日(月)英雄の日 / National Heroes Day
- 2025年11月30日(日)ボニファシオ・デー / Bonifacio Day
- 2024年12月25日(木)クリスマス / Christmas Day
- 2025年12月30日(火)リザール・デー / Rizal Day
2025年の特別祝日 - Special Non-Working Day
- 2025年1月29日(水)追加特別祝日:チャイニーズ・ニュー・イヤー( 旧正月)/ Chinese New Year
- 2025年4月19日(土)追加特別祝日:聖土曜日 / Black Saturday
- 2025年8月21日(木)ニノイ・アキノ記念日 / Ninoy Aquino Day
- 2025年10月31日(金)追加特別祝日:万聖節イブ(諸聖人の日イブ)/ All Saint's Day Eve
- 2025年11月1日(土)万聖節(諸聖人の日)/ All Saint's Day
- 2024年12月8日(月)聖母マリア祭(聖母受胎祭)/ Feast of the Immaculate Conception of Mary
- 2025年12月24日(水)追加特別祝日:クリスマスイブ / Christmas Eve
- 2024年12月31日(水)大晦日 / Last Day of the Year
これらの国の祝日に加えて、セブ州の祝日、セブ市の祝日といった具合に、地方や都市ごとに定められている祝日/休日があります。
参照 Regional Holidays - 2025
また、フィリピンでは年度中でも突然、国の祝日が新たに設定されたり、日にちが変わることもあります。このあたりは日本ではちょっと考えられないものがありますね。
2025年フィリピンの祝日 / 休日 / 記念日カレンダー
フィリピンの一般祝日(Regular Holiday)および特別祝日(Special Non-Working Day)を合わせて、さらに主要都市の代表的な祝日、キリスト教の祭日、各地のフェスティバルや記念日をまとめてみました。
※赤字が国が定めたフィリピン全土の祝日です。
※オレンジが地方/都市の祝日です。
2025年1月の祝祭日/記念日
- 2025年1月1日(水)元日 / New year day / Araw ng Bagong Taon
- ショッピング・モールやショップは通常、お昼ごろから営業を開始しているようです。
- 2025年1月6日(月)三賢者祭り(公現祭) / Feast of the Three Kings / Araw ng tatlong har
- 東方の三博士が幼子イエスを訪れ、礼拝したことを記念するキリスト教の祭日です。「公現祭」「主顕節」とも呼ばれます。ルソン島のラグナ州マビタック(Mabitac)では、コインやキャンディを投げて祝うことで有名です。フィリピンでは三賢者祭りの日まで、パロール(Parol)などのクリスマスの飾り付けが飾られ、クリスマスシーズンが続きます。
- 2025年1月19日(日)シヌログ / Sinulog (Cebu)
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シヌログ(Sinulog)は、セブ最大のお祭りで、フィリピンを代表するフィエスタの一つです。毎年1月の第3日曜日に開催される「グランドパレード」をハイライトに、その1週間前からお祭りが始まり、セブ最古の教会、サントニーニョ教会ではミサが行われるなど、様々な催しが行われます。
詳細 シヌログ祭 - 2025年1月29日(水)追加特別祝日:チャイニーズ・ニュー・イヤー / 春節 / 旧正月 / Chinese New Year / Araw ng Bagong Taon ng mga Tsino
- 春節(旧暦のお正月)は、かつては特別祝日(Special Non-Working Day)でしたが、その後、祝日から外されていました。現在は、再び特別祝日となっています。マニラのキアポ周辺チャイナタウンなど華人が多い所では旧正月を祝う光景を目にすることができます。近くのリサール公園ではドラゴンダンスも催されます。また、中国人観光客に人気のセブ島等は、非常に混み合います。
2025年2月の祝祭日/記念日
- 2025年2月11日(火)エベリオ・ジャヴィア・デイ / Evelio Javier Day
- パナイ島のイロイロ州、アンティーク州、カピズ州、アクラン州の州知事を務めたフィリピンの政治家エベリオ・ジャヴィア(1942年10月14日~1986年2月11日)が1986年2月のエドサ革命前に暗殺されたことを追悼する日です。
- 祝日となる地方:パナイ島全域(イロイロ州、アンティーク州、カピズ州、アクラン州)
- 2025年2月14日(金)バレンタインデー / St. Valentine's day
- バレンタインデーは、もともと269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日ですが、世界各地で男女の愛の誓いの日となっています。さてフィリピンでは・・・愛が燃え盛る熱い熱い日となっています! レストランはどこも満席。マニラでは、年間を通じてもっとも交通渋滞が酷い日の一つとなっています。
- 2025年2月24日(月)セブ市憲章記念日 / Cebu City Charter Day
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セブ市憲章記念日は1937年2月24日にセブ市がフィリピン政府から公式に市(Chartered City)として認められたことを祝う記念日です。2025年で88週年を迎えます。
それ以前は、セブは町(municipality)として機能していましたが、市(city)となることで自治権が強化され、発展の基盤が築かれました。初代市長は アルシディアス・アルバレス(Arsenio Climaco)。
この日は、記念式典、パレード、伝統舞踊やコンサート等の文化イベントが催されます。 - 祝日となる地方:セブ市
- 2025年2月25日(火)第39回エドサ革命記念日 / People Power Anniversary / Araw ng People Power (Lakas ng Bayan)
- 1986年2月25日、ピープルズ・パワーによってフェルディナンド・マルコスの退陣・亡命、コラソン・アキノの大統領就任へと至る「エドゥサ革命」の記念日です。2023年までは特別祝日(Special Non-Working Day)でしたが、現在は外されています。因みに現在のフィリピンの大統領は、2022年6月30日に就任したボンボン・マルコス氏。フェルディナンド・マルコス氏の実子です。
2025年3月の祝祭日/記念日
- 2025年3月5日(水)灰の水曜日 / Ash Wednesday
- カトリックの典礼暦年四旬節の初日(復活祭の46日前)に当たる日で、教会では特別のミサが行われます。前年の復活祭の1週間前に使われた棗椰子(なつめやし)や棕櫚(しゅろ)の枝を燃やした灰を額に十字架の形に塗るという塗布式があります。自らが灰・ちりのような価値のない者である事を思いおこし、主の御前に深くへりくだるという意味があるそうです。
- 2025年3月16日(日)ダバオ市創立記念日 / Davao City Charter Day
- ダバオ市の創立記念日です。2025年で創立89周年を迎えます。
- 祝日となる地方:ダバオ市
- 2025年3月20日(木)春分の日 / Spring Equinox Day
- 2025年3月31日(月)イスラム断食明け大祭 / Eid al-Fitr / Eidul Fitr / Wakas ng Ramadan
- イスラムのヒジュラ暦第10月1日・2日に断食(ラマダン)を終えたことを盛祝うイスラム教最大のお祭りです。イスラム世界ではイード・アル=フィトルと呼ばれています。イスラム世界では3月31日(月)・4月1日(火)にお祝いしますが、フィリピンでは日付が変わる可能性もあります。
2025年4月の祝祭日/記念日
- 2025年4月9日(水)勇者の日 / Day of Valour / Araw ng Kagitingan
- 「勇者の日(Day of Valour)」は、バターンとコレヒドールでの戦いにおける兵士たちの勇気と犠牲を称える日です。バターンやコレヒドールを中心に、公式記念式典が行われます。
- 2025年4月17日(木)聖木曜日 / Maundy Thursday / Huwebes Santo
- 復活祭前の木曜日にあたる日です。カトリックでは復活祭前の一週間は特別な期間となっていますが、中でも聖金曜日からの三日間は特に尊重され、特別な典礼や礼拝が行われます。キリストの受難を描いた長編叙事詩「パッション」を詠唱するカトリック教徒の行事「パバーサ」も各地で行われます。日曜日までホーリーウィークと呼ばれる連休状態となり、多くのお店やショッピング・モールはお休みとなるため、この期間に旅行する方は注意が必要です。
- 2025年4月18日(金)聖金曜日 / Good Friday / Biyernes Santo
- 復活祭の前の金曜日にあたり、「受難日」「受苦日」とも呼ばれます。イエス・キリストの受難と死を記念する日で、福音書の記述をもとにイエスの受難を思い起こす特別な典礼や祈りが行われます。カトリック教会では聖金曜日に断食を行う習慣があるそうです。
- 2025年4月19日(土)追加特別祝日:聖土曜日 / Black Saturday / Linggo ng Pagkabuhay
- 復活祭(Easter Sunday)の前日の土曜日は、キリスト教世界でHoly Saturdayとも呼ばれる日で、特別に祝日となります。カトリック教会では、ふだんかけられている祭壇布などが取り払われ、イエスが眠りについていることをあらわす習慣があります。
- 2025年4月20日(日)復活祭(イースター) / Easter Sunday / Linggo ng Pagkabuhay
- 十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に蘇ったことを記念する復活祭は、キリスト教の典礼暦における最重要の日です。英語では「Easter」(イースター)と言われています。復活祭は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝うため、年によって日付が変わる移動祝日です。フィリピンでは、人が十字架に張り付けになった光景を目にすることができます。
- 2025年4月27日(日)マクタン勝利記念日(ラプラプ・デー) / Battle of Mactan(Lapu Lapu Day) / Kadaugan Sa Mactan
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1521年4月27日、マクタン島の領主でありイスラム教徒の部族長だったラプ=ラプ(Lapu-Lapu)が、キリスト教への改宗と服従を要求するフェルディナンド・マゼランのスペイン軍に勝利したことを記念する日です。
ラプ=ラプは、フィリピンの民族の誇りを守った国民的英雄とされており、マクタン島マクタンシュラインでは、当時の戦いを再現した大掛かりな劇が披露されます。 - 祝日となる地方:ラプラプ市。
2025年5月の祝祭日/記念日
- 2025年5月1日(木)レイバーデー(勤労感謝の日) / Labor Day / Araw ng Manggagawa
- 毎年5月1日は、世界各地で春の訪れを祝う日、あるいは労働者による祭典が開かれます。フィリピンでも国の祝日となっています。
- 2025年5月14日(水)キリスト昇天祭 / Jeudi de l'Ascension
- 復活祭から数えて6回目の日曜日後の木曜日にキリストが昇天したことを祝う日です。他のキリスト教国家では祝日となっている国も多くありますが、フィリピンでは国が定めた祝日とはなっていません。キリスト教の典礼暦の中では最も大きな祝いの一つで、教派を超えて広範に祝われます。
- 2025年5月11日(日)母の日 / Mother's Day
- フィリピンでは、日本と同じく5月の第二日曜日が母の日となっています。家族揃ってケーキを食べたり、食事をしたりして祝う家庭もあるようです。
2025年6月の祝祭日/記念日
- 2025年6月7日(月)メッカ巡礼祭(犠牲祭) / Eid al-Adha / Araw ng Pag-alay
- イスラム教の祝祭日です。イスラム世界でイード・アル=アドハー / Eid Al-Adhaと呼ばれ、ヒジュラ暦の12月10日からメッカに向かって歩く巡礼の時です。日本では犠牲祭とも呼ばれています。イスラム世界では一般には2025年6月7日(月)・8日(火)にお祝いしますが、フィリピンでは日付が変わる可能性があります。
- 2025年6月12日(木)独立記念日 / Independence Day / Araw ng Kalayaan
- 1898年6月12日、カビテ州カウィットにあるアギナルドの生家でアギナルドがフィリピンの独立を宣言したことに因んだフィリピン独立記念日です。因みに1963年までは7月4日をフィリピンの独立記念日としていました。
- 2025年6月15日(日)ピナトゥボ山噴火記念日 / Pinatubo Anniversary
- 1991年6月15日にルソン島にあるピナトゥボ山(Mt. Pinatubo)が大噴火したことを記念する日です。20世紀最大級の火山噴火の一つとなり、数百人が死亡し、多くの村が埋まり、約20万人が避難を余儀なくされています。 ピナトゥボの噴火の被害と復興を振り返る日として、影響を受けたパンパンガ州やタルラック州で式典や防災関連のイベントが行われます。
- 2025年6月16日(月)父の日 / Father's Day
- フィリピンでは日本と同様、6月の第三日曜日が父の日となっています。父君を囲んで食事を取るのが一般的な祝い方のようです。
- 2025年6月17日(火)ラプ・ラプ市憲章記念日 / Lapu-lapu City Charter Day
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セブ・マクタン国際空港を擁するラプ・ラプ市の憲章記念日です。1961年6月17日 にラプ・ラプ市(Lapu-Lapu City)が正式に市(chartered city)として認められたことをお祝いする日で、2025年で64周年を迎えます。ラプ・ラプ市役所主催の記念式典やパレード、伝統舞踊や音楽パフォーマンス等が催されます。
- 祝日となる地方:ラプラプ市。
- 2025年6月18日(水)バコロド市憲章記念日 / Bacolod City Charter Day
- バコロド市憲章記念日は、1938年10月19日 にバコロド市(Bacolod City)が正式に市(chartered city)として認められたことを祝う記念日です。2019年からは6月18日を記念日としています。2025年で87周年を迎えます。 記念式典、パレード、文化パフォーマンス、歴史展示などが催されます。
- 祝日となる地方:バコロド市
- 2025年6月24日(月)マニラ・デー(マニラ創立記念日) / Manila Foundation Day
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マニラ・デー(Manila Day / Manila Foundation Day)は、1571年6月24日にスペイン人探検家 ミゲル・ロペス・デ・レガスピ(Miguel López de Legazpi) がマニラをスペイン領東インド総督府(フィリピン植民地)の首都として、正式に設立したことを記念する日です。マニラ市の歴史と文化のルーツを振り返る日となっています。
2025年で創立454周年を迎えます。
マニラ市(Manila City)限定の特別非労働日(Special Non-Working Holiday) になっており、公式記念式典やスペイン植民地時代の衣装を着た人々による歴史パレード、伝統舞踊や音楽、サン・アグスティン教会などで感謝祭ミサ等、様々な祝賀イベントが催されます。 - 祝日となる地方:マニラ市
- 2025年6月30日(月)フィリピン・スペイン友好記念日 / Filipino-Spanish Friendship Day
- フィリピンとスペインとの友好記念日です。フィリピンの初代大統領エミリオ・アギナルド将軍が、現在はサーフィンのメッカとして知られるルソン島のバレル(Baler)の教会内で約1年間包囲されていたスペイン軍兵士を友好的に取り扱ったことに由来して、2003年6月30日に制定されています。
2025年7月の祝祭日/記念日
- 2025年7月4日(金)フィリピン・アメリカ友好記念日 / Filipino-American Friendship Day
- 以前は、フィリピン共和国がアメリカから独立した1946年7月4日が「独立記念日」でしたが、1964年からは6月12日が「独立記念日」となり、7月4日はフィリピン・アメリカ友好記念日となっています。
2025年8月の祝祭日/記念日
- 2025年8月6日(火)セブ州創立記念日 / Cebu Provincial Foundation Day
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1565年8月6日 にフィリピン最初の州(Province)として、セブ州(Province of Cebu)が公式に設立されたことを記念する日です。毎年8月6日に祝われ、2025年で創立456周年を迎えます。
フィリピン最古の州であるセブの経済・観光・文化の発展を振り返る日となっており、セブ州庁舎での公式記念式典、歴史パレード、文化パフォーマンス(伝統舞踊や音楽)、郷土料理フェスティバル等、様々な祝賀イベントが催されます。 - 祝日となる地方:セブ州(セブ市、ラプラプ、ダナオ、トレド)
- 2025年8月21日(木)ニノイ・アキノ記念日 / Ninoy Aquino Day / Araw ng Kabayanihan ni Ninoy Aquino
- 1983年8月21日、ニノイ・アキノ氏(Benigno S. "Ninoy" Aquino, Jr.)が、3年に及んだアメリカ亡命生活から、フィリピンに帰国した際、マニラ空港で射殺されたことを悼む日として祝日となっています。
- 2025年8月25日(月)英雄の日 / National Heroe's Day / Araw ng mga Bayani
- 毎年8月の最終月曜日が「英雄の日」として、フィリピンの独立に寄与した英雄たちを称える祝日となっています。
2025年9月の祝祭日/記念日
- 2025年9月1日(月)バギオ市憲章記念日(バギオ・デー )/ Baguio Charter Day
- バギオ・デー(Baguio Charter Day)は1909年9月1日にバギオ市(Baguio City)が正式に市(chartered city)として認められたことを祝う記念日です。2025年で創立116周年を迎えます。バギオ市ではこの日に前後して、市役所での記念式典、政府関係者、学校、市民団体等によるパレード、伝統舞踊や音楽パフォーマンス、観光イベント等、様々なイベントが催されます。
- 祝日となる地方:バギオ市
- 2025年9月9日(月)オスメニア・デー(オスメニア記念日) / Osmena Day
- オスメニア・デー(Osmeña Day)は、セブ州出身のフィリピンの政治家で、第4代大統領となったセレスティノ・“スレイ”・オスメニア(Sergio Osmeña)の生誕を祝い、功績を称える記念日です。2025年で生誕125周年を迎えます。セブ州では様々な記念行事が催されます。2025年で生誕125周年を迎えます。
- 祝日となる地方:セブ州
- 2025年9月23日(火)秋分の日 / Autumnal Equinox Day
2025年10月の祝祭日/記念日
2025年11月の祝祭日/記念日
- 2025年11月1日(土)諸聖人の日(万聖節)/ All Saint's Day / Todos los Santos
- キリスト教で全ての聖人と殉教者を記念する日で、日本では「万聖節」とも言われています。翌日の「死者の記念日」と合わせて、ちょうど日本のお盆のように「お墓参りの日」となっています。そのため、首都メトロ・マニラから地方へ帰省ラッシュが繰り広げられます。この期間、フィリピンを旅行される方は移動に注意が必要です。
- 2025年11月2日(日)追加特別祝日:死者の記念日 / All Soul's Day / Araw ng mga Patay
- 諸聖人の日の翌日は、カトリックでは全ての死者の魂を悼む日となっています。フィリピンでは追加の特別祝日となっています。
- 2025年11月5日(火)ネグロス・デ- / Negros Day
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ネグロス・デー(Negros Day)は、フィリピンのネグロス島における「ネグロス自治」を祝う記念日で、特にネグロス・オクシデンタル州(Negros Occidental)で重要視されている記念日です。2025年で127周年を迎えます。
1898年11月5日にネグロス島の住民がスペインに対して反乱を起こし、ネグロス・オクシデンタルにおけるスペイン支配が終わりを告げた「ネグロス革命」に由来します。
ネグロス・オクシデンタル州を中心に、記念式典やパレード、文化イベント等、様々な行事が催されます。 - 祝日となる地方:西ネグロス州(Negros Occidental)
- 2025年11月30日(日)ボニファシオ・デー(ボニファショ誕生記念日) / Bonifacio Day / Araw ni Andres Bonifacio
- 1892年にフィリピンの革命と独立を目指した政治組織「カティプナン」(Katipunan)を創設したフィリピン独立の英雄の一人、アンドレス・ボニファシオ(1863年11月30日~1897年5月10日)の生誕を祝う日です。
2025年12月の祝祭日/記念日
- 2025年12月8日(月)聖母マリア祭(聖母受胎祭) / Feast of the Immaculate Conception of Mary
- 聖母マリアが主イエスを身籠ったとされる日です。日本では「無原罪の御宿りの日」とも呼ばれ、世界中のカトリック教国で祝日となっており、フィリピンでも特別祝日(Special Non-Working Day)となっています。
- 2025年12月11日(水)パンパンガ・デー / Pampanga Day
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1571年12月11日、ルソン島中部にあるパンパンガ州が正式に設立されたことを記念する日です。パンパンガ州は、フィリピンで最も古い歴史を持つ州の一つです。2025年で創立454周年を迎えます。
様々な祝賀イベントが催されます。因みに、パンパンカは、フィリピンの「料理の首都」として知られ、特に伝統的なフィリピン料理が豊富なことで有名です。 - 祝日となる地方:パンパンガ州
- 2025年12月16日(火)~2026年1月6日(火)クリスマス・シーズン / Christmas Season
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フィリピンでは「berが付けばクリスマス・シーズン」と言われています。つまり、September(9月)からという意味です。いくらなんでも早すぎでは?と思いますが、9月からクリスマス・ソングが解禁となり、街にクリスマス・ソングが流れ始めます。クリスマスの到来を心待ちにする雰囲気が漂い始めます。
クリスマス・シーズンが本番を迎えるのは12月16日(火)から12月24日(水)までの9日間です。 この期間は「雄鶏のミサ」(Misa de Gallo / Simbang Gabi)と呼ばれる特別な早朝ミサが午前4時ごろから始まります。クリスマスの準備と信仰を深める重要な行事です。早朝ミサの後は、地元のマーケットなどで特産品や軽食(サイゴング、パン・ド・サレ)を楽しむ習慣があります。そして、年が明けて2026年1月6日(火)の三賢者祭り(Feast of the Three Kings)の日まで、クリスマスが続きます! - 2025年12月18日(木)ロペス・ハエナ・デー / Lopez Jaena Day
- ロペス・ハエナ・デー(Lopez Jaena Day)は、フィリピンの独立運動に寄与したグレゴリオ・ロペス・ハエナ(Graciano López Jaena)の生誕を祝い、そn業績を称える記念日です。ロペス・ハエナ は、イロイロ市出身のロペス・ハエナ(1856年12月18日~1896年1月20日)はホセ・リサールらと共にスペインの植民地支配に抵抗する文筆活動などを行った著述家、ジャーナリストです。
- 祝日となる地方:イロイロ州
- 2025年12月24日(火)追加特別祝日 / クリスマス・イブ / Christmas Eve / Araw ng Pasko / Notsebuwena
- クリスマス・イブは家族と一諸に過ごすことが一般的です。多くのキリスト教信者は教会に行き、25日午前0時にはイエスの降誕を祝う「贈り物のミサ」が行われ、クリスマスのクライマックスを迎えます。多くのお店やショッピングモールは時間を短縮して営業。
- 2025年12月25日(水)クリスマス / Christmas / Araw ng Pasko / Notsebuwena
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フィリピンでは「Pasko」(パスコ)と呼ばれるクリスマスは、多くのフィリピン人にとって年間を通じて最大のお祝い行事です。
「パラソル(Parol)」と呼ばれる伝統的な星型のランタンが家々や街中に飾られ、特にマニラのライトフェスティバルなどで大規模なライトアップが行われます。
12月24日のクリスマス・イブの夜は、家族や親しい人々が集まり「ノチェ・ブエナ(Noche Buena)」と呼ばれるクリスマス・イブの豪華な晩餐を楽しみます。家族や親しい友人との間では、クリスマスギフトの贈り物を交換します。ことに、ギフト交換にルールを設けて、ゲーム感覚で楽しむ「モニト・モニタ(Monito Monita)」が人気です。 - 2025年12月30日(火)リサール記念日 / Rizal Day / Araw ni Jose Rizal
- フィリピン独立の英雄、ホセ・リサール(1861年6月19日~1896年12月30日)がスペイン官憲の手により、「暴動の扇動容疑」で1896年12月30日に銃殺刑にされたことを悼む日です。マニラ湾を見渡すことができる処刑地は、現在、リサール公園(ルネタ公園)となっています。
- 2025年12月31日(水)大晦日 / New Year's Eve / Bisperas ng Bagong Tao
- 大晦日も特別祝日となっています。クリスチャンは家族揃って「Midnight Mass」と呼ばれる特別なミサに出て、新年を家族、親戚が集っている家庭で迎えるのが一般的です。街では花火や爆竹の音が派手に鳴り響きわたります。大量の花火や爆竹で邪気を払う意味があるそうですが、毎年、手の指などを吹き飛ばしてしまい、病院に担ぎこまれる人が後を絶ちません。気をつけたいですね!
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