フィリピンに語学(英語)留学

2004年の春に渡比した時のことです。急に決めた旅行だったため、真夜中にフィリピン到着というスケジュール・・・・・・ 正直、ちょっと憂鬱でした。何かと物騒な空港周辺、できれば昼間に到着したいもの。

ところが、です。入管審査を経て通関の列に並ぼうとすると、深夜便にもかかわらず、見渡す限りの大勢の日本人!  しかも、 楽しそうに会話している若い女性のグループやカップルが大半を占めているではありませんか! 

「ええっ? いつの間に若い世代にもフィリピン旅行人気?? そんなことって???」と非常に驚きました。

頭に沢山の「???」を抱えながら、何気に彼ら・彼女らの会話に耳を傾けてみると・・・・・・韓国語でした ^_^; 

後ほど、フィリピンに滞在している韓国人にいろいろ話しを聞いてみると、ここ数年、韓国ではちょっとした フィリピン留学ブーム。

「本音を言えばアメリカに留学したいけれど、 アメリカは遠いし、お金もかなり、かかる。その点、フィリピンなら近いし、予算もグッと抑えることができる」という 理由から、近場の「格安英語留学先」としてフィリピンが人気を呼んでいると説明してくれました。

そういえば、1990年代後半からマニラのレミディオス・サークル近辺にハングルの看板をよく見るようになったし、マカティ市北部に リトル・コリアが出現したりと、韓国パワーをよく目にします。

実際、フィリピン政府観光省が発表している外国からフィリピンへの渡航者数の推移を見てみると、韓国がここ数年、 ずっと1位、全体の約20%を占めています。 特に2004年あたりからは、韓国からフィリピンへの渡航者数は2桁の伸びを見せています。

人が集まればビジネスチャンスも増える、というワケで、今ではフィリピンにおける英語学校 約700校の相当数が、実は韓国資本です。

外国人に英語を教えているフィリピ人の知人が数人いますが、彼ら・彼女らに聞いてみると、案の定、 いずれも韓国資本の語学学校でした。 最近(2011年春)の報道によれば、韓国からフィリピンへの英語留学は年間10万人にも及ぶそうです。 それに対して、日本からの留学は、まだ年間2000人ほどです。

さて、よく言われているように、フィリピンは世界で3番目に英語人口が多い国と言われています。 フィリピンの国語はフィリピン語ですが、公用語はフィリピン語と英語です。

フィリピンの誰もが、流暢にきれいな英語を話すわけではありませんが、それでも一般的な日本人よりは はるかに話すことができます。なにしろ、フィリピンの初等教育でさえ、多くの科目では“英語”で 授業を行う国ですから。

これが上流階級ともなれば、フィリピン語はあまり話さず、 ほとんど英語だけを話して暮らしているフィリピン人も相当数います。

かつてフィリピン留学と言えば、東京外国語大学や大阪外語大学でフィリピン語を専攻する学生か、 あるいは、早稲田大学や上智大学やフェリス女学院など、フィリピンの大学と交換留学生プログラムを 持つ大学の学生がチラホラいるといった感じでした。

ところが、最近は、「マンツーマンで英語を教えるにも関わらず、とっても格安!」 「セブという世界的リゾート地域で 英語が学べる!」といった具合に、語学留学/英語留学に重点が移っていることが特徴です。

ここ日本では、フィリピン留学は、まだまだ一般的ではありませんが、近い将来、韓国と同じように フィリピン留学がブームなったりする可能性も・・・・・・うーむ。ちょっとリアルに想像できませんが ^_^; さて、この先、どうなるでしょうか。興味が尽きません。

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