シヌログ祭詳細情報
シヌログ / Sinulog
- 時期
- 1月第3日曜日
- 場所
- セブ島セブ市
- 見所ポイント
- サント・ニーニョ(幼きイエス / Sto. Nino)を祝う「シヌログ」は、セブ最大のお祭りというばかりでなく、フィリピンを代表するフィエスタの一つです。毎年1月第3日曜日をハイライトに、その前の1週間がお祭り期間です。
- フィリピンのカトリシズムでは、他のカトリック国に比べて、とりわけ「サント・ニーニョ(幼きイエス / Sto. Nino)」を篤く信仰することで知られていますが、この「シヌログ」を見ると、ナルホド!感があります。
- そのルーツは、フランダースの職人が作成したサント・ニーニョ像が、1521年に フェルディナンド・マゼランによってセブに持ち込まれ、希望と幸福への祈りの一環として始められたことにあるそうです。
- セブ市の目抜き通りでは、それぞれ趣向を凝らした衣装に身を包んだ各ダンサー・チームが、サント・ニーニョ像を先頭に軽快なドラム音楽に合わせてパレードを繰り広げます!
- ダンサー達は、「Pit Senor! Viva Sto. Nino!」(お力をセニョール! 万歳!サント・ニーニョ!)と叫びながらステップを踏みつつ進みます。
- 「Sinulog」という言葉は、もともとセブアノ語の動詞「sulog」に由来しており、動き、踊りという意味があるそうです。シノログ祭りのダンスは、当初、2歩進んで1歩下がる、というステップを持つ踊りだったものが、やがて「Sinulog-base」「Free-Interpretation」「Latin Category」といった具合に、幾つもの種類の踊りへと発展。 今では、その踊りの種類ごとに各ダンス・チームによるコンテストが競われています。
- ちなみに、このセブ市のシヌログ以外にも、ヴィサヤ諸島にはサント・ニーニョ像を祭るフェスティバルが幾つもあります。
- マゼランが持ち込んサント・ニーニョ像はフィリピン最古の教会の一つであるサント・ニーニョ教会 / Sto. Nino Churc に安置されています。教会近くには、サント・ニーニョ教会の歴史を展示したサント・ニーニョ教会博物館 / Sto. Nino Basilica Museum もあります。
-
セブへは、日本からも直行便が就航しています。また、マニラをはじめフィリピン各都市からはフィリピン航空やPAL エクスプレス、あるいはセブ・パシフィックなどが毎日、フライトを運航しているので、アクセスも容易です!
参照 日本-フィリピン間国際線直行便フライト情報 - 公式・関連サイト
- シヌログ公式サイト / The Official Website of the Sinulog Festival in Cebu City
- シヌログ財団による公式サイトです。シヌログの歴史、パレードのルート、コンテストなどなど非常に詳細な情報が掲載されています。
シヌログ / Sinulog 写真ギャラリー
_DSC2865 copy / www.russelcapatoy.com
Sinulog Festival 2012 Photos / Constantine Agustin
タイトルなし / pradeepswami
Sinulog Dancers / thumbbook
Sinulog Mass / kamsky
※写真画像は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに則り、掲載しています。