マラパスクワ島ガイド

マラパスクワ島 - Malapasqua Island

セブ島北端に浮かぶ小さな島、マラパスクワ島は、10年ほど前から「ポスト・ボラカイ」として欧米のバック・パッカーの間で密かに人気を呼んでいる島です。

ホワイトサンドとエメラルドグリーンに煌くビーチの美しさは、ボラカイ以上！　とも言われています。

10年ほど前に訪れた時には、ペンションやダイビング・サービスが10軒ほどしかなく、旅行者は北欧やドイツからのバック・パッカーのみでした。宿には、電気もなく、夜はランプを灯すという素敵な生活でした！

最近は、近海に珍しいニタリザメが出現することから、世界中のダイバー達の間で、ダイビング・スポットの拠点としてマラパスクワ島も有名になりつつあります。

こうした南の島を取り巻く環境は、1年ほどで劇的なまでに変化することもあります。ところが、マラパスクワ島は非常に小さく、また水の供給が追いつかないため、ボラカイ島のようには俗化しないだろう、とも言われています。

島には、漁師を生業とする島民が住む村が2つほどあるだけです。ダイバーだけでなく、観光客の喧騒から離れて、ひっそりと美しいビーチを満喫したい方には、絶好の隠れ家＆穴場的ビーチです。ただし、シュノケーリングには向いてません。 10年前に訪れた時点で、周囲の珊瑚はほぼ死滅していました(T_T)

セブ市からセブ島北端部にある町、マヤ/Maya 行まで行き、そこからボートで小一時間ほどでマラパスクワ島に到着します。

では、マヤまでは？　グループで行くなら、セブ市内からタクシーで行くのが快適でお勧めです。

バジェット派なら、マヤ行きのバスで行く方法があります。セブ市には、南バスターミナル/South Bus Terminalと、北バスターミナル/North Bus Terminalの2つのバス・ターミナルがあります。

マヤ行きのバスは、北バスターミナル/North Bus Terminalから、エアコン付きと、エアコン無しのバスが出ています。所要時間は約4時間～。料金は、エアコンバスでも片道200ペソしません。

バスでマヤ/Maya に到着すると、港がすぐ近くにあります。そこからボートで、マラパスクワ島の南にあるバウンティ・ビーチに着きます。

ところで、バスでの移動は、早朝、とにかく朝早く！が原則です。マヤに着いたものの、「もう、マラパスクワ島行きのボートは無い」なんてことに、ならないように(^_^;