フィリピン国内線航空会社/路線

飛行機によるフィリピン国内旅行/移動

のんびり船旅をしたり、バスでの移動にも、それぞれ味わいがありますが、短期旅行の場合は、 移動時間をなるべくかけたくないもの。

その点、飛行機ならフィリピン国内の20余り主要都市間を1~2時間ほどで移動できるし料金もさほど高くありません。

一昔前は、フィリピン航空やセブパシフィック航空など数社だけでしたが、現在では、多くの航空会社がフィリピン国内線に参入しています。

その中で、フィリピン航空は、他の国内線に比べて突然の欠航やスケジュール変更が比較的、少ないようです。それでも、突然、フライト・スケジュールが変更することがあるため、必確認をする必要があります。

一方、他の航空会社にも利点があります。 まず、価格が安いこと。フィリピン航空がやはり一番、高いです。またフィリピン航空が運航していない都市にも、他の航空会社が運航している場合があります。

また、どの航空会社についても言えることですが、利用者が少ないと、午後便が突然、キャンセルになる傾向にあります。午前便は比較的フライトキャンセルが少ないので、午前便の利用がオススメです。

フィリピン国内を運行している航空会社

フィリピン航空 - Philippine Airlines
フィリピン航空 - Philippine Airlinesの英語の公式サイトです。日本語公式サイトもあり、 フィリピン国内線時刻表やPALExpress時刻表の時刻表がPDF形式で提供されています。一方、 英語の公式サイトには、国内線のフライトスケジュールを始め、国内線に関する詳細な情報が掲載されています。
フィリピン航空 日本地区 予約・発券部 コールセンター Tel:0570-783-483(8:30~18:30 )
フィリピン航空 東京発券カウンター
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル5階
営業時間: 月~金 9:00~17:00 (休み 土・日・祝)
Tel:03-5157-4362
日本でのお問合せ先、およびオフィスの詳細は以下にて確認できます。
お問い合わせ先 - フィリピン航空
国際事務所 - フィリピン航空
フィリピン国内、および世界各地にあるフィリピン航空のオフィスの所在地・連絡先はOffices - Philippine Airlinesにて。
PAL エクスプレス - PAL Express
フィリピン航空の子会社。もともと1995年にエア・フィリピン(Air Philippines)として設立され、2007年にフィリピン航空の傘下に入りましたが、2009年8月31日に運行停止。その後、エアフィル・エクスプレス(Airphil Express)へ社名変更となるなど、ちょっとややこしい経歴です。
国内線は、ルソン島、ビヤサ地域、ミンダナオの各主要都市を結んでいます。ボラカイへの足がかりとなるカティクラン、カリボにも飛んでいます。
国際線は、 香港、シンガポール、マレーシア(クアラルンプール)など。
セブパシフィック航空 / Cebu Pacific Air
セブパシフィック航空(Cebu Pacific Air)は、マニラのニノイ・アキノ国際空港とセブのマクタン・セブ国際空港をハブ空港とする格安航空会社(LCC)。 1996年に設立され、セブ、カリボ、イロイロ、タクロバン、ダバオ方面などのフィリピン国内線を運航していましたが、 2001年11月に国際線も就航。現在、インドネシア、マレーシア、シンガポールなど東南アジア、 そして日本や台湾、韓国など北東アジアの主要都市を中心に多くの都市に乗り入れています。2008年11月20日には関西国際空港に乗り入れ、関空⇔マニラ間の定期便も就航。 さらに2014年3月30日からは東京(成田)⇔マニラ路線(毎日)と名古屋⇔マニラ路線にも就航。 気がつけば、今やフィリピン最大の航空会社へ急成長しています。運営する中国系フィリピン人富豪、ゴゴンウェイ(Gokongwei)家の実力、恐るべし。 2014年4月10日には、フィリピン航空に続いてセブパシフィック航空もEU域内へ乗り入れ禁止リストから解除され、欧米への展開が注目されています。
フィリピンの航空会社が欧米への乗り入れ解禁記事参照。
コールセンター マニラオフィス:Tel +63-2-70-20-888
セブオフィス:Tel +63-32-230-8888
フィリピン国内にあるオフィスの詳細  Domestic Sales Offices - Cebu Pacificair
株式会社エア・システムが、セブパシフィック航空の日本地区総代理店となっています。
エアアジア・ゼスト / AirAsia Zest
格安航空会社(LCC)のエアアジア・グループの一つとなっている格安航空会社です。セブパシフィック航空、フィリピン航空に次ぐ第3の規模を持ちます。
もともとエイジアン・スピリッツ(Asian Spirit)として設立された後、2008年9月にゼスト・エアウェイズ(Zest Airways)へと変更。さらに2013年10月にゼスト・エアウェイズ(Zest Airways)からエアアジア・ゼスト(AirAsia Zest)へと変更しており、ややこしいです。しかも、エアアジア・ゼスト(AirAsia Zest)の運行会社は「Philippines AirAsia Inc」と、さらにややこしいですね。
国内線はニノイ・アキノ国際空港) をハブとして、 セブ (マクタン・セブ国際空港)、イロイロ、カリボ、タクロバン、タグビララン、バコロドなどのビサヤ方面、及びダバオ、カガヤン・デ・オロなどフィリピン各都市を結んでいます。
国際線は、韓国(ソウル/仁川)、中国(上海/浦東)、マカオ、マレーシア(クアラルンプール、コタキナバル)など。
セブゴー - Cebgo
フィリピンの格安航空会社(LCC)です。1995年にサウスイースト・アジアンエアラインズ(South East Asian Airlines, SEA Air)として設立。2013~2015年はシンガポールの格安航空会社のタイガーエアウェイズが資本参加してタイガーエア・フィリピン(Tigerair Philippines)として運航していましたが、現在は セブパシフィック航空の100%の子会社となり、セブゴー(Cebgo)へとブランド変更しています。
展開する路線は、すべてフィリピン国内線。 マニラ、ブトゥアン、バコロド、カガヤン・デ・オロ、セブ、ダバオ、ジェネラル・サントス、イロイロ、カリボ、レガスピ、プエルト・プリンセサ、ロハスなどを結んでいます。

以上、代表的な航空会社の他に、ローカルな飛行機会社もあります。群島国家だけに島々をプロペラ飛行機で飛んで結ぶ路線もいろいろあります。また、美しいリゾートが沢山、あるだけにリゾート専用の飛行機をチャーターして移動する方法もあります。

ニノイ・アキノ国際空港:航空会社ごとの使用ターミナル

ターミナル1
日本航空をはじめ、ジェットスター・アジア(Jetstar Asia)およびジェットスター・ジャパン(Jetstar Japan)が発着。往路はターミナル1の2Fに到着、復路はターミナル1の3Fから出発します。
その他、マニラに乗り入れている外国の航空会社の多くが発着しています。
ターミナル2
フィリピン航空と、その子会社であるPALエクスプレス専用となっており、日本とマニラを結ぶ路線もターミナル2に発着します。
※フィリピン航空とPALエクスプレスのフィリピン国内線は、ターミナル2だけでなく、ターミナル3も使用しています。
ターミナル3
全日空、セブパシフィック航空(Cebu Pacific Air)、デルタ航空が発着。
※セブパシフィック航空のフィリピン国内線もターミナル3に発着。