LRTの利用ガイド
LRTの乗り方・使い方
LRTと呼ばれるマニラ・ライトレール / Manila Light Rail Transit System は、メトロマニラを走る交通車両システムです。LRTA / Light Rail Transit Authority によって運営されている高架鉄道で。
現在、LRTは、黄色(Yellow Line)が目印のLRT-1線と、最近、開通した紫色(Purple Line)が目印のLRT-2線という2つの路線があります。
その他、メトロマニラを走る交通車両には、MRT-3線(Blue Line) / Metro Manila Rail Transit System があります。
LRT-1 / Yellow Line
Yellow LineのLRT-1線は、主にマニラ湾沿いを南北に走る幹線道路のタフト通り / Taft Avenue を沿うようにして南北を結んでいます。全長約20km、合計20駅あります。
当初、LRT-1線の北側の基点駅はカロオカン市に位置するモニュメント駅 / Monument Station でしたが、最近、路線延長されて2つの駅が加わっています。バリンタワク駅 / Blintawak Station、そしてケソン市に位置するルーズベルト駅 / Roosevelt Station が北側の終点駅です。 一方、南側の終点駅はパサイ市に位置するバクララン駅 / Baclaran Station です。
LRT-1線の料金は、距離によって12ペソ~20ペソです。切符、一回乗車切符と100ペソのプリペイド式切符の2種類あります。
LRT-2 / Purple Line
一方、新しい路線のLRT-2線は、主にメトロマニラの東西方向の交通を担っている路線です。全長13.8km、合計11の駅があります。
LRT-2の乗車料金は、距離によって12ペソ~15ペソです。切符は、一回乗車切符とプリペイド式切符の2種類あります。LRT-2は新しいだけあって、自動販売機で切符を購入します。新しいのに、お札が使える機械が壊れていることが多い、という話を聞きます(^_^; 硬貨を用意しておいた方が良さそうです。ところで、LRT線とMRT線は切符の種類が違うので、共通使用はできません。
LRT-1とLRT-2、MRTとLRTの乗り換え
RT-1線のエドゥサ駅 / EDSA Station とMRT-3線のタフト・アベニュー駅 / Taft Avenue Station は、すぐ隣接しているので、ちょっと歩ければ乗り換えができます。
また、LRT-2線のクバオ駅 / Cubao Station と、MRT-3線のアラネタ・センター・クバオ駅 / Araneta Center-Cubao も、多少、離れているものの、アラネタモールを経由して歩いて乗り換えすることができます。
なお、LRT-1線のドレテオ・ホセ / Doroteo Jose 駅と、LRT-2線のレクト / Recto駅は、多少、離れていますが、歩いて乗換えできます。2つの駅は空中歩道で結ばれており、その下はスラム街となっています。
MRTとLRTとの乗り換え
MRT-3線のタフト・アベニュー駅 / Taft Avenue Station と、RT-1線のエドゥサ駅 / EDSA Station は隣接しているので、ちょっと歩ければ乗り換えることができます。
また、MRT-3線のアラネタ・センター・クバオ駅 / Araneta Center-Cubao と、LRT-2線のクバオ駅 / Cubao Station も比較的、近くにあります。 でも、500メートルほど離れていますが(^_^;
- Light Rail Transit Authority 英語
- LRT(Light Rail Transit)の公式サイト。 LRTの歴史、 LRTのライン1 / Yellow Line と、LRTのライン2 / Purple Line のルートマップ、 チケット料金システムなどが 詳しく紹介されています。