エアアジア・フィリピンがゼストエアウェイズ便と統一し、拠点をクラークからマニラへ移動

フィリピンの格安航空会社・エアアジア・フィリピンがゼストエアウェイズ便と統一し、拠点をクラークからマニラのニノイ・アキノ国際空港へ移動!/ 2013年10月9日(水)~

さる2013年9月13日(金)、クラーク国際空港を拠点としているフィリピンの格安航空会社 (LCC)、エアアジア・フィリピン (AirAsia Philippines) は先ごろ、2013年10月9日(水)からクラーク発着の便を停止。メトロマニラにあるニノイ・アキノ国際空港を拠点とすると発表しました。

ニノイ・アキノ国際空港で使用するターミナルは、国内線専用だった第4ターミナルとなります。

2012年3月28日に就航を開始したエアアジア・フィリピンはクラーク国際空港をハブ空港とした上で、現在、ダバオ、カリボ、香港、台北/桃園、クアラルンプール、シンガポールなどの国内線&国際線を運航しています。

2013年3月にはフィリピンの航空会社であるゼストエアウェイズとの株式交換契約を締結し、相互の株式を保有する提携関係を締結。ニノイ・アキノ国際空港への乗り入れ権利を取得しています。

そこで、10月9日(水)からは、ゼストエアウェイズ便と統一した上で、メトロマニラにあるニノイ・アキノ国際空港発着とする運びです。

なお、年始・年末の需要が多いクラーク国際空⇔香港線のみ、特別に2013年12月20日~2014年1月6日の期間、運航するとしています。

パンパンガ州クラーク経済特別区(CSEZ)内にあるクラーク国際空港は、マニラ国際空港の処理能力が限界に近いため、フィリピンの次期ハブ空港となる期待もあります。

とはいえ、クラーク国際空港からマニラまでの交通の便が非常に悪いことは否めません。

クラーク国際空港からマニラまで、定額制のタクシーを利用しようものなら、実に4000ペソ!余りもします。バスを利用すれば料金は350ペソほどで済みますが、メトロマニラの慢性的な渋滞のため、5〜6時間もの移動時間がかかることも。

他のアジア各都市を経由してフィリピンに飛ぶ場合、エアアジア・フィリピンがニノイ・アキノ国際空港を拠点とすることは朗報ですね!

参考URL

Clark Airport (Diosdado Macapagal International Airport)
Clark Airport (Diosdado Macapagal International Airport) / JMParrone
AirAsia Philippines Airbus A320-216; RP-C8191@HKG;05.08.2012/671ar
AirAsia Philippines Airbus A320-216; RP-C8191@HKG;05.08.2012/671ar / Aero Icarus