2011年フィリピン訪問者数の統計値byフィリピン観光省

2011年フィリピンへの日本人訪問者数は4.7%増の37万5496人

フィリピン観光省(DOT)が、2011年におけるフィリピン訪問者数の統計値を発表しました。

これを見ると、世界各地からフィリピンへの訪問者数の2011年の累計値は、前年比11.28%増の391万7454人となっています。

前年比で約11%増加しているのは何よりですが、「391万7454人・・・」と言われも、今一つピンと来ませんね (^_^; 

例えば、海外から日本への訪問者数は?と言えば、日本政府観光局(JNTO)が発表している2011年の累計値(現時点では推計値)を見ると、 前年比27.8%減の621万9300人です。東日本大震災、福島原発事故の影響は甚大ですね・・・。

では、東南アジアの観光立国として知られるタイと比較すると? 1月中旬にタイ政府の観光・スポーツ省が発表した2011年の外国人のタイ訪問者数を見ると、前年比19.8%増の1910万人となっています。

タイは、2010年に暴動があったり、2011年後半にはバンコク洪水騒ぎがあったにも関わらず、フィリピンの約5倍もの人々がタイを訪れています。さすが観光立国です。

世界で最もフィリピンを多く訪れる国は?

では、世界で最もフィリピンを多く訪れる国はどこか? 多くの方がピーンと来ると思いますが、2011年も韓国でした。全体の23.62%を占める92万5204人です。

第2位はアメリカ。全体の15.94%を占め、62万4527人。日本もかなり健闘していて、全体の9.59%を占める第3位。前年比4.67%増の37万5496人がフィリピンを訪れています。

第4位は全体の6.21%を占める中国、第5位は6.21%を占める台湾となっています。

世界各国・地域への外国人訪問者数の動向

世界各国・地域への外国人訪問者数の動向は、例えば、日本政府観光局などが参考になります。

日本政府観光局(JNTO)
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