2011年フィリピン独立記念日イベント：リチャード・プーン・コンサートin東京

2011年フィリピン独立記念日イベント：リチャード・プーン・コンサートin東京/2011年6月11日（土）

2011年6月13日（月）は、フィリピンの独立記念日 / Independence Day / Araw ng Kalayaanです。例年とおり、フィリピンでは様々な式典・祭事が催されますが、東京でもフィリピン独立記念日イベントがあります！

東京都千代田区にある日本教育会館　一ツ橋ホールにて、2011年6月11日（土）、フィリピンの人気男性歌手、リチャード・プーンの無料コンサートです。

リチャード・プーン / Richard Poonと言えば、2007年12月にアルバム「I'll Take Care of You」にデビュー。わずか数ヶ月でプラチナ・ディスクに輝くヒットとなり、瞬く間にスターの仲間入りを果たした中国系バラード・シンガーです。

2008年には、Awit Awardsの最優勝レコーディング・アーチスト/Best New Male Recording Artisに輝くなど、数々のアワードを獲得しています。

フィリピンでは「ジャズ・シンガー」という紹介をされたりしますが、その音楽スタイルは、1950年代のスタンダード・ナンバー、バラードをビッグ・バンド・スタイルで、じっくりと聞かせるもの。

ズバリ、フランク・シナトラ、トニー・ベネット、ポール・アンカ、ナット・キング・コールら往年のバラード歌手を強く意識して、現在によみがえらせています。

往年のスタンダード・ナンバーだけでなく、アヴリル・ラヴィーン/Avril Lavigneの「Complicated」や、チャカ・カーンの「Through the Fire」などを、リチャード・プーンのすタイルでカバーしている点も面白いですね。

リチャード・プーン自らアレンジや作曲も手掛けていますが、レジーン・ヴェラスケスなどに楽曲の提供も行うなど、作曲家としても活躍しています。

容姿を見れば、いかにも「中国系のお坊ちゃま」風。中国名は「呂徳威」です。現在、ABS-CBN放送の人気番組「ASAP XV」にレギュラー出演している他、メトロ・マニラのEastwoodでよくライブを行っています。ちなみに母親も高名な歌手だったようです。

「Kumot at Unan」「You and I」などをリバイバル・ヒットさせているのも、興味深いところです。

日本で、フィリピン独立記念日を中国系バラード・シンガーのビッグ・バンド・アレンジの音楽で祝うのも、ちょっと面白いですね！　コンサート当日、会場となるホール前で、16：30～17：30の間、フィリピン観光省などの含各社ブースも出展されます。