第23回東京国際映画祭にてフィリピン映画「海の道」が上映!

第23回東京国際映画祭にてフィリピン映画「海の道」が最優秀アジア映画賞候補作品に!

2010年10月23日(土)~10月31日(日)の9日間、六本木ヒルズ(港区)をメイン会場に、都内の各劇場及び施設・ホールにて、第23回東京国際映画祭が開催されます。

今年で23回目を迎える東京国際映画祭(TIFF)は、日本唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭として1985年より開催されており、国際映画祭の頂点に立つカンヌ、ヴェネチア、ベルリンに比肩する国際映画祭を目指しています。

期間中は、六本木けやき坂通りでの豪華ゲストによるグリーンカーペットを実施することを皮切りに、野外スペースである六本木ヒルズアリーナでは屋外上映やボイスオーバー上映、ゲストを招いたトークショーなどを開催。

カフェスペースを兼ねたTIFFムービーカフェでは、公開記者会見など映画ファンならずとも楽しめる多彩な企画が目白押しです。また、シンポジウムやワークショップなどセミナー関連企画を実施します。

「エコロジー」というテーマに沿って、今年も昨年に引き続きグリーンカーペットを敷設します。また、全上映でのグリーン電力の使用や環境についてのカンファレンスを開催、“TOYOTA Earth Grand Prix”の選定など、地球環境がいかに大切かを映画祭の場を通して発信していきます。

第23回東京国際映画祭の概要

  1. 期間:2010年10月23日(土)~10月31日(日)の9日間
  2. 開催会場:六本木ヒルズ(港区)をメイン会場に、都内の各劇場及び施設・ホールにて。
  3. 主催:公益財団法人 ユニジャパン (第23回東京国際映画祭実行委員会)
  4. 公式サイト:東京国際映画祭

シャロン・ダヨック監督作品「海の道」が最優秀アジア映画賞候補作品として上映

さて、気になるフィリピン関連としては、アジア各地の秀作映画を集めた<アジアの風>部門にて、シャロン・ダヨック監督作品「海の道」(Ways of the Sea / HALAW )が最優秀アジア映画賞候補作品として上映されます。

「海の道」を監督したシャロン・ダヨック監督は、ザンボアンガ出身。これまでに、ミンダナオ島の抱える問題を描いた短編映画とドキュメンタリー作品を手がけており、高く評価されています。

初の長編作品となる本作「海の道」は“フィリピンのサンダンス”と称される2010年シネマラヤ映画祭で最優秀作品賞と監督賞を受賞。この作品は、労働搾取とミンダナオ島からマレーシアのサバ州へ渡っていく際の人身売買の実態を描いた作品です。

シャロン・ダヨック監督作品「海の道」(Ways of the Sea / HALAW )上映情報

上映日/スケジュール
10月26日(火) 18:55~(本編77分)TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen2
10月29日(金) 16:20~(本編77分)シネマート六本木 スクリーン1
チケット
前売鑑賞券:1300円(税込)
当日券:1500円(税込)

なお、10月29日(金) 16:20~(シネマート六本木 スクリーン1)での上映に際しては、監督/脚本/プロデューサーを務めたシャロン・ダヨック氏、プロデューサーリリト・レイエス氏、俳優のロメオ・ジョン・アルシリヤ氏、女優のマリア・イザベル・ロペス氏を招いての質疑応答も予定されています。