「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2010」にてフィリピン映画2本が公式招待!

アジアフォーカス・福岡国際映画祭2010開催!/2010年9月17日(金)~9月27日(日)

2010年9月17日(金)~9月27日(日)の期間、今年も福岡県福岡市にて「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2010」が開かれます。

20年の節目を迎える今年、韓国、台湾、中国、インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ、インドから、さらにイラク、アゼルバイジャン、タジキスタンまで! 東アジア・南アジア・西アジアまでカバーするなど、多岐に渡る映画が上映されます。

気になるフィリピン映画は?と言えば、怒涛のスピーディーな展開を見せるレイモンド・レッド監督作品「マニラ・スカイ/Manaila Sky」、そして、ブリリャンテ・メンドーサ監督作品「おばあちゃん/Rola」の2本が上映されます。

アジアフォーカス・福岡国際映画祭2010の概要

  1. 期間:2010年9月17日(金)~9月27日(日)
  2. 会場:福岡県・天神駅~天神南駅近くの映画館。
  3. 主催:アジアフォーカス・福岡国際映画祭実行委員会/福岡市
  4. 詳細は、アジアフォーカス・福岡国際映画祭2010オフィシャルサイトにて

マニラ・スカイ/Manaila Sky上映日時

「マニラ・スカイ/Manaila Sky」は、海外への出稼ぎを夢見るも、実現できない現実から、追い詰められていく絶望と現実を急展開で描いた作品です。

  1. 9月18日(土) 19:00~ エルガーラホール
  2. 9月24日(金) 16:00~ エルガーラホール
  3. 9月26日(日) 13:20~ エルガーラホール

おばあちゃん/Rola上映日時

一方、「おばあちゃん/Rola」は、2009年のカンヌ国際映画祭で見事、『KINATAY』(虐殺)が監督賞に輝いたブリランテ・メンドーサ監督の手による作品。ベネチア国際映画祭2009では、フィリピン映画としては初めてコンペ作品に選ばれた作品です。

これまでのメンドーサ監督の作品同様、フィリピン社会の底辺を舞台に、強盗殺人事件の被害者と加害者という立場に立たされた二人のおばあちゃんを主人公を軸に、フィリピン社会の現実を描いた作品とのことです。 ブリランテ・メンドーサ監督は福岡映画祭の常連でもありますね :)

  1. 9月20日(月) 16:00~ エルガーラホール
  2. 9月22日(水) 13:10~ エルガーラホール

・・・・・・管理人は、東京住まいなので、残念ながら見にいけません(T_T)

NETPAC賞受賞日本映画特集にて「月はどっちに出ている」が上映

また、アジア映画の振興を目的とする組織、NETPAC(The Network for the Promotion of Asian Cinema) のNETPAC賞を受賞した日本映画特集では、崔洋一監督作品「月はどっちに出ている」(1993年/日本/95分) も上映されます。

「月はどっちに出ている」は、 岸谷五朗が演じる在日コリアン人のタクシーの運転手と、 ルビー・モレノ演じるフィリピン・パブで働くフィリピン人ホステスとの出会いを 描いた作品です。

「月はどっちに出ている」は公開当時、数多くの映画賞を受賞し、非常に話題を集めた作品となりました。

  崔洋一監督は好きな監督の一人ですが、ルビー・モレノ演じるフィリピン人ホステスの 描き方には、正直、強い違和感を覚えたものです ^_^;

「そんなこと、フィリピン人、絶対しないでしょ?」と。 ルビー・モレノさんも役を演じるにあたり、かなり抵抗があったシーンもあったのではないかと、 勝手に推測しています ^_^;