フィリピン映画『ぼくは詩の王様と暮らした』@福岡国際映画祭2016
2016年9月15日(木)~9月25日(日)の期間、「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016」が、キャナルシティ博多にあるユナイテッド・シネマ キャナルシティ13をメイン会場にして開催されます。
「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」は、アジア映画に焦点をあてた映画祭として全国の映画関係者から注目を集めている映画祭です。
アジアに対する理解と文化交流を促進することを目的に、アジアを中心とした23ヶ国・地域からの50作品以上の映画が上映されます。
フィリピン関連としては、フィリピン北部のパンパンガ州を舞台に、高校生と老詩人との交流を描いた『ぼくは詩の王様と暮らした』が日本初上映されます。
また、9月17日(土)に開催されるシンポジウム「変わりゆく景観とアート:東南アジア映画の挑戦」には、『ぼくは詩の王様と暮らした』を手がけたカルロ・エンシーソ・カトゥ監督もパネリストの一人として登場します。
パンパンガ語を守る“詩の王様”の老詩人と高校生との交流を描く『ぼくは詩の王様と暮らした』
- タイトル
- 邦題:ぼくは詩の王様と暮らした / 英題:My Life with a King / 原題:ARI: My Life with a King
- 監督
- カルロ・エンシーソ・カトゥ(Carlo Catu)
- キャスト
- Jonalyn Ablong、 Policarpio Batac、 Chloe Carpio、 Felix Garcia、 Francisco Guinto、 Ronwaldo Martin、 Celito Paz、 Eurocina Pena、 Cecile Yumul 、他。
- 製作年/国/上映時間
- 2015年 / フィリピン / 289分
詩の王様が教えてくれた大切なこと
1991年のピナトゥポ山大噴火で壊滅的被害を受けたフィリピン北部のパンパンガ州。火山灰と思しき砂塵が舞うこの地では、年長者を中心に土着の文化や言葉を大切に残す風習が守られていた。素朴な男子高校生とパンパンガ語を守る“詩の王様”と呼ばれる老詩人との交流を、やさしく温かい視線で描いていく。
上映作品
『ぼくは詩の王様と暮らした』上映スケジュール
- 9月17日(土)17:45~
- キャナルシティ13 スクリーン5
- 9月21日(水)10:15~
- キャナルシティ13 スクリーン13
- 9月23日(金)10:15~
- キャナルシティ13 スクリーン13
※詳細な上映スケジュールは、 上映スケジュール - アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016にて。
『ぼくは詩の王様と暮らした』予告編&オリジナルポスター
シンポジウム「変わりゆく景観とアート:東南アジア映画の挑戦」
2016年9月17日(土)には、東南アジア各地の気鋭の映画監督たちによる、シンポジウム「変わりゆく景観とアート:東南アジア映画の挑戦」が催されます。
パネリストとして登場するのは、インドネシアからリリ・リザ監督、シンガポールからロイストン・タン監督、そしてフィリピンからは『ぼくは詩の王様と暮らした』を手がけたカルロ・エンシーソ・カトゥ監督の3人です。
変貌著しい東南アジアの各都市では、その景観や文化が急速な変化に直面しています。その中で、3人の映画監督はどのように考えている映画を制作を行っているのでしょうか? 興味深いシンポジウムになりそうですね!
- 日時
- 9月17日(土)15:25~
- 会場
- ぽんプラザホール
- パネリスト
- リリ・リザ監督(インドネシア)、ロイストン・タン監督(シンガポール)、カルロ・エンシーソ・カトゥ監督(フィリピン)
アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016の概要
アジアフォーカス・福岡国際映画祭は、2015年から国際交流基金アジアセンターと共催し、映画上映や市民参加イベントを通じた文化交流事業としての映画祭の充実と盛り上げを図るとしています。
上映作品の選定にあたっては映画祭ディレクターが実際にアジア各地に足を運んで現地調査を行い、作品の上映に際しては監督・主演者等をゲストとして招待して会場でのデスカッションやシンポジウムなどで市民との交流を図っていることが大きな特徴です。
9月15日(木)19:00からは、キャナル横の清流公園の特設ステージ(キャナルシティ博多西側 那珂川沿い)にてオープニング・セレモニーが開催されます。アジア各国からの監督・俳優ら豪華ゲストがレッドカーペットに登場します。また、セレモニー後には屋外オープニング上映も開催されます(※観覧には事前申し込みが必要)。
メイン会場は、昨年と同じく「キャナルシティ博多」内にあるシネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」、そして「ぽんプラザホール」で作品が上映されます。
※詳細な上映スケジュール PDFもダウンロードできます。
- 開催期間: 2016年9月15日(木)~9月25日(日)
- メイン会場はキャナルシティ博多 ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13(〒812-0018 福岡県福岡市博多区住吉1丁目2)。
ぽんプラザホール(〒812-0038 福岡県福岡市 博多区祇園町8番3号)。 - 主催: アジアフォーカス・福岡国際映画祭実行委員会/福岡市
- 共催: 国際交流基金アジアセンター
- 料金: 前売券は、1作品券1,100円、5作品券4,400円、フリーパス券11,000円
当日券は、1作品券1,300円、5作品券5,500円、フリーパス券13,000円。
中高・大学生・留学生・障がい者は当日券500円(※当日、年齢などが証明できる身分証(学生証)を提示)。小学生以下無料。 - お問い合わせ先: 福岡国際映画祭インフォメーション Tel:080-2789-0431
※受付時間 2016年9月1日(木)~25日(日)10:00~17:00 - 上映スケジュール、チケットなどの詳細は公式サイト: アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016にて。
- Facebook: Focus on Asia Fukuoka International Film Festival アジアフォーカス・福岡国際映画祭
- Twitterアカウント: @asiafocus10 アジアフォーカス