大阪アジアン映画祭2010プレ企画でフィリピンの傑作映画2本が上映!

『アジア映画の巨匠たち』でフィリピン映画の傑作2本が上映!/2月6日(土)~2月12日(金)

「大阪アジアン映画祭2010」が3月6日(土)~3月14日(日)の期間、ABCホールと大阪歴史博物館をメイン会場にして開催されます。

それに先立ち、2月6日(土)~2月12日(金)には、「大阪アジアン映画祭2010」に先立ち、「大阪アジアン映画祭2010」のプレイベントとして、大阪市の映画館シネ・ヌーヴォにて『アジア映画の巨匠たち』が開かれます。

『アジア映画の巨匠たち』では、フィリピン、タイ、インド、韓国、インドネシアの5カ国の8人の監督によるアジア映画の傑作作品が上映。

フィリピン映画としては、巨匠リノ・ブロッカ監督作品の『マニラ・光る爪』と、マイク・デ・レオン監督作品の『カカバカバ・カ・バ?』の2本が上映されます!

『マニラ・光る爪』(1975年)は、エドガルド・M・レイエスのタガログ語による名作「光る爪」を映画化したもので、マニラをを舞台に地方出身者の主人公が、これでもかと追いつめられる名作です。

『マニラ・光る爪』は、2月7日(日)、2月8日(月)、2月9日(火)、合計3回の上映が予定されています。

『カカバカバ・カ・バ?』(1980年)は、ハチャメチャなコメディの中に批判精神を込めたミュージカル・コメディー作品です。 登場する珍妙な日本のヤクザには、ビックリ ^_^; です!

『カカバカバ・カ・バ?』は、2月9日(火)、2月10日(水)、2月11日(木)、合計3回の上映が予定されています。

2作品とも、15年以上も前に鑑賞する機会に恵まれましたが、特に『マニラ・光る爪』で描かれている青年の絶望感は、深く印象に残っています。『フィリピン映画の過去の名作を鑑賞するチャンスです!

なお、2月6日(土)15時10分からは、東京国際映画祭アジア部門ディレクターの石坂健治さんによるトークショーも予定されています。

  1. 大阪アジアン映画祭2010プレ企画開催期間:2月6日(土)~2月12日(金)
  2. 開催場所:映画館シネ・ヌーヴォ(大阪市・九条)
  3. 上映スケジュール、入場料金などの詳細は、映画館シネ・ヌーヴォの公式サイト内のアジア映画の巨匠たちページにて。
  4. 大阪アジアン映画祭2010公式サイト:大阪アジアン映画祭2010