「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」20回記念 福岡観客賞受賞作品上映会

「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」20回記念 福岡観客賞受賞作品 上映会/2010年9月4日(土)

2010年9月17日(金)~9月27日(日)の期間、今年も福岡県福岡市にて「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2010」が開かれます。

20年の節目を迎える今年、韓国、台湾、中国、インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ、インドから、 さらにイラク、アゼルバイジャン、タジキスタンまで! 東アジア・南アジア・西アジアまでカバーするなど、 非常に多岐に渡る映画が上映されます。

残念ながら、今年はベトナム映画の公式招待作品はありませんが、「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」 に先立ち、9月4日(土)に開催される「福岡観客賞受賞作品上映会」では、 ベトナム映画の傑作・秀作が上映されます!

「福岡観客賞受賞作品上映会」はアジアフォーカス20回記念して開催される上映会で、 2006年からスタートした「福岡観客賞」 (2006及び2007は「コダックVISIONアワード」)受賞作品を一挙上映します。 会場はNTT夢天神ホール。

20回記念 福岡観客賞受賞作品上映会の上映リスト

  1. 2006年受賞作品「私はガンディーを殺していない」(インド/ジャヌ・バルア監督/2005年)
  2. 2007年受賞作品「アオザイ」(ベトナム/リュー・フイン・リュー監督:/2006年)
  3. 2008年受賞作品「神に誓って」(パキスタン/ショエーブ・マンスール監督/2007年)
  4. 2009年受賞作品「きのう、平和の夢を見た」(ベトナム/ダン・ニャット・ミン監督/2009年)

早くからベトナム映画に注目していた「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」だけに、 ベトナム映画の傑作が2本上映されることになります。

リュー・フイン・リュー監督の「アオザイ」は、 戦争を前後して歴史に翻弄される夫婦の物語を白いアオザイを軸にして綴った作品です。 戦争の悲惨さが胸を打ちます。主演女優をチューン・ゴック・アインさんが演じているのも見所です。

一方、2009年の受賞作品「きのう、平和の夢を見た」は、 ベトナム映画の巨匠、ダン・ニャット・ミン監督作品です。 1968年から2年間、国家解放戦線の戦地病院で働いていた若い女医の日記を軸に、」 ベトナムと米国という敵対する関係を超えた「普遍的な愛」を描いた作品です。

余談ですが、1990年代にダン・ニャット・ミン監督にお話を伺う機会がありましたが、 非常に誠実かつシャープな人柄が強く印象に残っています。

「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」20回記念 福岡観客賞受賞作品上映会の概要

  1. 日時:2010年9月4日(土)10時開場
  2. 会場:NTT夢天神ホール 岩田屋本館7F
  3. 入場料:1作品500円(各回入替制)
  4. 詳細は、アジアフォーカス・福岡国際映画祭2010オフィシャルサイトにて

ベトナム・アクセス更新情報

  1. 東京~ベトナム間発着スケジュール 大阪~ベトナム間発着スケジュール 名古屋~ベトナム間発着スケジュール 福岡~ベトナム間発着スケジュール ページを2010年夏季版に更新。[2010-06]
  2. 東京~ベトナム間発着スケジュール 大阪~ベトナム間発着スケジュール 名古屋~ベトナム間発着スケジュール 福岡~ベトナム間発着スケジュール ページを2010年冬季版に更新。[2010-02]
  3. 2010年版「ベトナムの祝祭日/記念日」へと更新。[2009-12-17]